2023年最新のアガル-トの口コミや評判について、実際にアガル-トの予備試験講座を受講している私がまとめていきたいと思います。
受講生の合格率が20%超えと目覚ましく伸びているため注目されていますが、一方で「難しすぎて挫折した」という声もあります。1年で目指すには確かにやや難しいものの、予備試験予備校の中で質を考えると最もコスパがよいとも噂される理由を解説します。
法学初心者から予備試験合格を目指し、アガル-トを1年以上受講しているので内容についてよくわかっています。
アガルートの予備試験講座の2025年合格向けの新カリキュラムは2月10日発売開始!
\アウトレットセール実施中!/
今なら月額約6万円からスモールスタートできる!
予備試験以外のアガルートの講座の評判は下記リンクにまとめています。
アガル-トの評判・口コミは?‐ 司法試験予備試験講座
まず初めに簡単にアガルートの特徴をまとめました。
アガルートの特徴
- 個別指導のサポート体制の丁寧さは予備試験予備校随一。
- 教材の質が高く、内容は充実。講義はやや法律既学者向け。
- 最短合格カリキュラムのコストパフォーマンスが非常に高い。
- スキマ時間学習よりはテキスト書き込み式でじっくり学習したい人向け。
- ここ数年でかなり予備試験合格実績を伸ばしているいま最も注目される予備校。
- オンラインながら対面サポートのオプションも追加できると通信のハイブリット型予備校。
アガルート
工藤先生は2009年に司法試験に合格後にLECで勤務、わずか6年間で看板講師となりました。
アガルートは低価格のカリキュラムで基礎からしっかり学習でき、添削指導をマンツーマンでしてもらいたい人はオプションで使いすることも可能です。
オンライン予備校というよりは個人の学習スタイルに合わせて通学と通信をハイブリットに選べる予備校に近いスタイル。
アガルートの一番の特徴はテキストを始めるとする教材の質の良さであり、必要な情報が完結にまとめられていることが特徴です。
アガルートと言えば、令和4年の司法試験合格者のうち45%をアガルート生で占めるなど驚異の合格率を出したことで有名だよね。
アガルートについて簡単にお分かりいただけところで、よい評判・いまいちな評判を見ていきましょう。
アガル-トアカデミーの評判は? よい評判
私が思うアガルートのメリット下記3つです。
- 教材の質が高い
- サポート体制が充実
- 社会人受験生が必要とする機能の網羅性が高い
順番に見ていきましょう。
アガル-トのよい評判① 教材の質が高い
アガル-トの最もよいポイントは教材の良さに集約されます。
テキストに関しての私の推しポイントをまとめると下記4点。
- 内容が濃い
- 新司法試験がベース
- 実際に講義を担当する講師が作成
- 出題頻度・重要性に応じたランク付け
- テキスト間のクロスリファレンス、索引が使いやすい
内容が濃い
アガルートのテキストには必要な情報が必要なだけ詰め込まれていると評判です。特に、総合講義のテキストがよかったという口コミがたくさんありました。
工藤先生書き下ろしの論証集も司法試験予備試験業界で一番では?と受講生の中で評判が高いです。
私は論証集が非常に詳しくてよかったです。資格スクエアと比べるとアガルートの方が演習量含めて中身が充実してた。
悪く言うと資格スクエアのほうが中身が薄い、よく言うと初心者でもサラっと読めてしまいます。
一方でアガルートの方が論点が多く内容がぎっしりなので、全てきちんと理解するのは難しいですし、全てを理解する必要がありません。
この点については【「論証集」の使い方】の講義で工藤先生が「ここは覚えなくていいです」とバッサリ。
この論証集は市販でも購入することができますが、「論証集の使い方講座」を使うとよりよさが実感できるので講座もセットで使うことをおすすめします。
新司法試験ベース
中身は充実していますが、テキストが薄くて持ち運び便利なのも特徴です。
でもテキストが他の予備校より薄いって大丈夫?
これはアガル-トが現在の予備試験制度になってから設立された予備校であることもあり、新司法試験をベースにテキストを作っていることが理由に挙げられます。
そのため、その他多くの旧司法試験をベースにしている予備校のテキストよりも無駄のない薄さになっているのです。
またテキストは余白が多めにシンプルに作られているため、講義の中で学んだことをテキストに自分で書き込んで自分自身のオリジナルテキストを作り込んでいくようになっています。
また問題部分だけを集約した問題冊子データをダウンロードすることが出来ます。印刷して自己問題演習にも使えます。
実際に講義を担当する講師が作成
どこの予備校もオリジナルテキストであることは同じですが、アガル-トでは講義を担当する講師が責任を持ってテキスト作成しています。
実際に司法試験や予備試験に突破している講師が、合格に本当に必要な知識だけを選んで、信頼できる文献の裏付けを取った上で、テキストに盛り込んでいます。
講義を聴いていると、このテキスト作った人と講義している先生が絶対違うな・・ってことは他の予備校でよくあるもんね。
そういったことが起こりにくいのがアガルート特徴です。また誰がどこを作成したかわかるようになっており、講師自身が確認した最新の情報に随時アップデートするように徹底して管理されています。
また法律系資格では重要な法改正にも対応できるよう、数か月単位で判例や学説をアップデートしているので信頼できますね。
出題頻度・重要性に応じたランク付け
「総合講義」は項目ごとにA・B・Cと出題頻度・重要性に応じたランク付けがしてあります。
これらを先にみて自分のレベルと相談しながら使えるので時間の節約につながります。
テキスト間のクロスリファレンス、索引が使いやすい
アガルートのテキストはテキスト間のクロスリファレンスと索引がそれぞれついているので、ユーザーフレンドリーです。
「論証集」や「判例百選」のどのページに戻ればよいのかも各テキストに書いてあるので、知りたいポイントにすぐにアクセス可能。
上の写真のように「論証集」「重要問題習得講座」「総合講義」のそれぞれのテキストの対象のページがお互いにわかるようになっているので「論証集にはどう書いてあったかな、、」と戻りたいときにすぐに確認できます。
これは他の予備校にはなかなかない機能なので、アガルートの強みですね。
いいところがたくさんのアガルート教材ですが、あえてダメ出しをするなら・・
総合講義と論証集はフルカラーではありますが、その他のテキストについては意外と結構白黒ページも多いので、この点に過度な期待は注意です。
アガル-トのよい評判③ サポート体制も整っている
通信講座やオンライン予備校は「自立型の学習指導」になっている予備校が多い中、アガル-トはカウンセリングやオンラインでの添削指導も整っておりサポート体制も充実しています。
優れいているのは下記の2点です。
- 質問・カウンセリング対応
- ホームルーム機能
- 個別指導対応(有料マネージメントオプション)
以前は生徒一人ひとりに対する指導はそんなに丁寧ではないという口コミも多かったのですが、カウンセリングやラウンジなどを導入することによりむしろ大手予備校よりも個別指導が充実するようになりました。
また、個別指導オプションを金銭的に追加できない受験生向けに、基本の「最短合格カリキュラム」でもフォロー制度はここまで充実しています。
導入ガイダンス(隔週実施)、質問制度、学習カウンセリングチューター、オンライン添削、ホームルームといった双方向のサポートから、論文マンスリーゼミ、短答セルフチェックWebテストといった学習のペースメーカーまで、最後まで楽しく、緊張感を持って継続できるフォロー制度があります。
質問・カウンセリング対応
サポート | サポート内容 |
---|---|
カウンセリング | 司法試験合格者によるカウンセリング(月1回/30分) マネオプ生は講師が対面または通信で指導 (週1回/60分) |
ホームルーム | 講師動画配信するホームルーム (月1回) |
オンライン添削 | 司法試験合格者による添削 ■論文答案の「書き方」:31通 ■重要問題習得講座:34通 ■予備試験答練:42通 ■法律実務基礎科目答練:4通 |
論文マンスリーゼミ | 論文問題を講師が解説するゼミ(月1回) |
質問対応 | 本カリキュラムに含まれる講座*についての、無料質問回答(1か月10回まで) |
今年からサ無料でついてくるポートが増えたので、有料課金で個別指導を追加しなくてもかなり満足なボリュームに。
カウンセリングチューターやマンスリーゼミは23年版から始まった新しく追加されました!
カウンセリングでは勉強の進め方のアドバイスはもちろん、その他受験生活の不安などなんでも相談することができます。
この勉強の進め方でいいのかという不安解消につながり、長い予備試験受験のモチベーション維持に不安がある人も安心です。
質問体制については、22年版までは質問対象の講座に制限がありましたが、今後は選択科目・答案の添削内容を除く全講座について質問できるようになりました。
例えば、2020年の質問グループだとこのような非公開グループに自分で入会申請をするとタイムラインで質問することができました。この形式は23年版までは同じです。
2025・2026合格目標のカリキュラムのみ、Facebookのグループ経由ではなく所定のフォームを使って質問受付/回答することになりました。
他の生徒が質問した回答も見ることができるので、自分の気づかない疑問点も勉強になりますね。
ホームルーム機能
2021年9月から追加になった機能として「ホームルーム」機能があります。
これは月に1度配信されるだけなので、直接講師に質問するのが億劫なひとでも利用しやすいのが魅力です。
受験生にありがちなよくある悩みや質問の回答を講師がまとめて回答した動画が配信されます。
個人別マネージメントオプション(有料)
アガル-トで評判のよかったコーチングオプションと呼ばれる個別の質問対応サービス(旧:マネージメントオプション。通称マネオプ)は、23年版から有料で好きな時間分追加できるようになりました。
伊藤塾と同じですね。
1回44,000円と高額ですが、プロ講師が個人個人に合わせて徹底的に進捗管理や答案指導をしてくれるものです。何年も受からなくて、アガルートの個人別マネージメントオプションをつけてやっと合格できたという人も聞きますので、高額なのでなかなか手が出ないですが、論文の書き方で行き詰ってしまい壁打ちしたい人にはもってこいのオプションです。
むしろ通学予備校よりも丁寧にサポートをしてくれると評判。こののサポート体制のおかげで受講生の学習継続率93%を保っているんだね。
20年のころから一緒に勉強していきている仲間をみると個別指導をつけてでよかった、それで合格したと言っている人も多かったですね。
個人的には私は相談とか質問とかしないタイプの受験生なので、コーチングオプションはついていない最短合格カリキュラム生ですが、今のところはオプションなしでも十分だと感じています。
私は個別指導なしのプランですが、添削とサポート体制はしっかりあるので安心できますよ。
アガル-トのよい評判③ 社会人受験生が必要とする機能の網羅性が高い
アガルートは「司法試験予備試験の合格への最短の道を」をコンセプトにしています。
そのため、時間のない受験生でも学習がしやすいように必要だと思われる下記の機能が充実しています。
- 1コマが短い
- 視聴期限が長い
- オフライン視聴可能
- 視聴期限無制限オプション
1コマが短い
動画が1講義あたり10分~20分程度の短いチャプター構成なので、通勤時間などのスキマ時間でも1講義聞いてしまうことができます。
他の大手予備校はもちろん資格スクエアよりも1コマが短いので集中して講義を聴くことができます。
大手予備校だと1講義を終えるのに1時間以上かかることもザラなので、まとまった時間がとりにくい主婦や社会人にとっては使い勝手が悪いのが悩みのタネでした。
最大3倍まで可能な倍速再生、テキスト同時表示ができるなどもちろん対応しています。
視聴期限が長い
アガルートの「最短合格カリキュラム」は、約3年間に延長されました。(2026年9月末まで!!)
通常の予備校の視聴期限はだいたい2年間なので、助かりますね。
オフラインでも視聴可能
講義の音声ダウンロードが可能で、オフラインでも視聴することが出来ます。
また音声ダウンロード機能は時間がかかったりと使いにくい予備校が多いですが、アガルートのダウンロードはかなりやりやすく改善されました。
オフラインダウンロードしておけば、アプリを使って下鉄や飛行機の中でも勉強ができるので、忙しいビジネスマンにはとても助かる機能ですよね。
また当たり前ですが、ダウンロードしたものについては視聴期限がないので無期限で見ることができるのも学習期間が長い予備試験受験生にとってはよい点です。
視聴期限無制限オプション
USBメモリオプションという視聴期限に制限なしのオプションをつけることが可能です。
3回~4回と予想外に再受験をするひとも少なくないのが司法試験予備試験。
長期戦の司法試験で、視聴期限を気にすることなく受講することができるのは大きなメリットです。
「最短合格カリキュラム」などの1年合格プランにはプラン内にすでに音声ダウンロードオプションが含まれていますので、無料で使えます。
1年合格カリキュラム以外の講座には有料オプションで付ける事が可能。(例えば、総合講義300であれば+88,000円)
音声ダウンロードは有料オプションの予備校もあるので、無料でついてくるのは大きいですね!
アガル-トアカデミーの評判は? イマイチな評判
次にアガルートのイマイチな評判については下記3点です。
- 講義は難しめ
- ユーザーインターフェースが微妙
- オプション価格が高い
アガル-トのイマイチな評判① 講義は難しめ
アガル-トの講義についてはゼロから法律を学ぶ人には解説はやや難しめです。
よくあるのが看板講師でアガル-トの社長である工藤先生の授業がわかりにくいという口コミ。
個人的には工藤先生の講義の内容がわかりにくいというよりは、話し方が早いのとぼそぼそしているので何いっているかわかりにくいという感想でした。
また、解説が頭がいい人向けなので、初学者で予備試験の勉強を始めたばかりの人にとっては少々レベルが高く感じる可能性はあります。すべてを細かく説明する話し方ではないので、ちゃんと考えないと頭には入ってきません。
この辺は資格スクエアの高野先生なんかは初学者にもかみ砕いた解説をするのが得意な方なので、それに慣れてしまっている私にとっては最初は面食らいました。
もちろん、理路整然としていて無駄がないので分かりやすいというレビューもありますし、解説を聞いてて工藤先生は頭がいい人なんだと思います。
ですが、工藤先生の解説はかなり勉強になるし、ためになる話も多いのでそのうち心地よくなってくるはずです。
私のように資格スクエアとアガルートをどっちも受講している受講生からはアガルートは難しめという声はありますね。私も初学者なのでこの意見には賛成です。
工藤先生の講義はやや法律を知っている人向けの解説であり、初心者には難しい印象があります。
ただし、合格者の中にも【試験を突破することに必ずしも100%理解は必要ない】という意見の人もいます。
こういった所感は公務員資格や他資格持ちの方もいるので、受講した感想は必ずしも一致しません。ご自身で毎回体験講義を受けてみることを強くおすすめします。公式HPで工藤先生のサンプル講義が見れます。これで自分はついていけそうな人は問題なしです。
「総合講座300」は初心者向けのインプットなので、まずはこっちから試してみるのもありです。こちらの講義は難易度を落としているので、法律初学者にもわかりやすくなっています。
初学者向けに設定されている「総合講座300」ですが、それでも資格スクエアの高野先生の基礎講義よりはやや難易度高めの設定です。
ですが初めからアガルートの論証集、「総合講義」に飛び込めれば、そのあとの「過去問講義」、「重要問題習得講座」もすんなり受講できるはずです。
私は重要問題講座と論証集の使い方を、資格スクエアの基礎講義を聴いた後に使っても重問は難易度は高く感じました。
本来なら「総合講義300」や論証集などで基礎をしっかり学んでからのスタートが合っていると感じた。
アガルートのメリットを最大限生かすためには、アウトプットや過去問対策まで含めたライトまたはフルのコースをまるごと受講するのがおすすめ。
アガルートは無料受講相談をするとかなり長い時間の講義(約6時間程度)を無料で視聴できるので、それを見てから決めても遅くないですね。
アガルートのイマイチな評判② ユーザーインターフェースが微妙
アガルートは教材、講義の質は素晴らしいですが、オンライン機能を中心とするユーザーインターフェースはよくないと感じました。
特に資格スクエアはオンライン機能が結構充実していたため、資格スクエアから乗り換えると下記の違いが気になりました。
- 模試がない
- 問題演習アプリがない
- オンラインでできる機能が少ない
- オンライン上でテキスト閲覧しにくい
模試がない
その他のオンライン予備校も同様ですが、アガルートには独自の模擬試験はありません。
ただし、模試で有名な辰巳法律研究所とアガルートは提携を組んでいるため、アガルートアカデミーユーザーなら、辰巳の模試を特典付きで受講することができます。
例年3~4月ころに開催されるので、その時にアガルート経由で申し込みをしましょう。
問題演習アプリがない
スマホだけで復習をしたり、アウトプットする機能が現段階ではありません。
資格スクエアの短答アプリは無料で、ユーザーでなくても使えるのでとても重宝していたので、同じような問題演習機能がアガルートにもあったらいいのにと思います。
でも資格スクエアのアプリは受講生限定ではないので、これを利用させてもらうのはアリですね。
オンライン機能が少ない
アガルートのオンラインでできることは講義視聴とWEBテキストの閲覧くらいで、オンライン上でのメモを作ったりノートをつくる機能はありません。
また、レジュメがPDFのみでテキスト版がないため、コピーペーストしたりしにくいのです。
私は個人的にオンライン上に学習ノート*もまとめたい人なのですが、講義と別画面にした上でオンラインレジュメを編集したり書き込みしたりする機能はないのです。。
※私の勉強ノートの作り方については資格スクエアの予備試験講座のレビューにて詳しく書いています。
そのへんは、資格スクエアのレジュメ機能とは大きく違う点ですね。
今の段階ではオンラインデバイスでの使いやすさという点では、資格スクエアやスタディングの方が一歩上だと評価せざろう得ません。
別にいいじゃんと思われがちですが、予備試験のインプット量は他の試験と比べられないくらい範囲が膨大で、その情報量を一元化してオンライン上でまとめて管理したいと思う受験生は少なくありません。
そういう意味ではアガルートの教材は自炊してiPadなどで一元管理などは、正直しにくい教材です。
また、WEBテキストやデジタルブックはオフラインダウンロードできないので、移動先でオンラインで開くときにネット環境がないと見ることができないのは不便です。またPDFダウンロードデータはないので、スムーズにiPadなどには取り込めません。(ほとんどのアガルート生はデジタル化する場合はテキストをスキャンなどして自炊)
しかし一方で、テキストはシンプルで書き込みがしやすいので、テキスト書き込み式で学習するタイプの人にとっては使いやすい教材です。
オンライン上でテキスト閲覧しにくい
アガルートのWEBテキストは以前はオフラインダウンロードできなかったりと移動先でWEBテキストが使いにくく、紙テキストを持ち運ぶことが求められました。
マイページ内のPDFテキストはたまにページが抜けていたり。。などもあったのでそのあたりが不便でした。紙テキストを持ち歩かずに勉強というのは個人的にはアガルートの現状のシステムでは実質厳しいかなと思います。
しかし、Kindleのようなオンラインテキスト機能であるデジタルブック機能が21年版から追加されたため、がスマホやPCから見れるようになりました。
検索性はまだイマイチではありますが、WEBでテキストが見にくいという点は大幅改善されました。
まだこの機能の搭載のない他の講座や予備試験の単発講座では対象がありません。
デジタルブック機能は閲覧のみで、同ブック内の解説文のコピーペースト等の機能はありません。
また、インターネット接続環境でのみ閲覧可能で、デジタルブック機能はオフラインダウンロード機能はありません。その点はまだデメリットとして残ります。
アガル-トのイマイチな評判③ オプション価格が高い
アガル-トはコースによって価格帯の幅が広いのが特徴です。
税込価格 | 最短合格カリキュラムライト | 最短合格カリキュラム | 個人別オプション |
---|---|---|---|
アガルート | 822,800円 | 932,800円 | 660,000円 |
アガルートの個人別マネージメントオプションは1時間44000円、なんと20回分で66万と驚きの値段です・・。
他の予備校でも個別指導の相場は1時間約2万円~なので、ちょっと高すぎる。
22年度までの個別指導付のプランだと約15回ついても、通常カリキュラムと合わせて約120万で提供していたことを考えると、インフレしすぎです。
予備試験の鬼門である答案練習について隔週~毎週がっつり添削してくれるのは確かに効果はあると思いますが、値段を考えると基本プランで十分かなと思います。
基本の「最短合格カリキュラムライト」でも添削やカウンセリングはついてくるので、がっつり1時間対面で添削されたい人以外は不要でしょう。
アガルートの提供している割引制度と会社の割引きが併用できる場合も多いので、アガルートの無料相談でもわかりますよ。
私の親友は会社の福利厚生10%オフとアガルートの割引きをどちらも使えたと言っていました。
さらに、アガル-トの割引クーポンの入手方法についてはこちらでまとめています。
アガルートに向いているのはこんなひと
社会人で限られた時間を使ってオンラインで講義は受けたい。
でも情報収集や、学習の進捗具合は管理してもらえる予備校を求めている人にとっては非常にコスパのいい教材だと思います。
これらを踏まえてアガルートに向いているのひとってどんなひとなのか考えてみました。
- モチベーション維持に不安がある人
- 製本テキストに書き込みながら勉強したい人
- 演習がっつりで論理的にしっかり理解したい人
ただし、対面で受験仲間と切磋琢磨と勉強したい人は、伊藤塾やLECなどの大手予備校のほうが向いています。
またアガルートはテキストや講義内容がその他のオンライン予備校より詳しく、書き込み学習できるようになっています。
スキマ時間をかき集めて勉強するタイプのひとよりかは、ある程度集中した時間で机に向かって勉強する人向きだと思います。
アガル-トアカデミーの評判は? まとめ
実際に1年以上アガルートを使ってみてよい評判・イマイチな評判をレビューさせていただきました。
教材や講義の充実度、講師のサポート面で優れた予備校だということがおわかりいただけたでしょうか?
メリットとデメリットをもう一度まとめると、下記のようになりました。
- 網羅性が高い
- 教材の質が高い
- サポート体制が充実
- 講義は難しめ
- ユーザーインターフェースが微妙
- オプション価格が高い
また向いているひとはこんな方です。
- モチベーション維持できるか不安な人
- 製本テキストに書き込みながら勉強したい人
- 演習がっつりで論理的にしっかり理解したい人
アガル-トの受講を迷っているひとの参考になれば幸いです。
アガル-トの割引クーポン・セール情報についてはこちらで詳しくまとめています。
\アウトレットセール実施中!/
- 伊藤塾
- アガルート
- 重要問題習得講座(重問)の評判・使い方
- 選択科目講座の評判・使い方 - 資格スクエア
- 音声ダウンロードの活用方法 - LEC
- スタディング
- BEXA
- Wセミナー(TAC)
- 辰巳法律研究所
予備校各社比較
予備校クーポン・割引き情報
受験記
司法試験コラム
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 「工藤先生の講義はやや法律を知っている人向けの解説で初心者には難しい印象があります。」参考:難関資格マニア|アガルートの評判・口コミ‐予備試験【現役受講生レビュ… […]
[…] アガルートの評判と口コミ【特典有】受講生目線で書いた悪い点あり. 2022年最新のアガル-トの口コミや評判について、実座を受講している私がまとめていきたいと思います。 受講生の合格率が20%超えと目覚ましく伸びているため、注目されていますが、こういう人には向いていないという視点も解説します。 書いてる人 法学初心者から予備試験合格を目指し、アガル-トを1年以上受講しているので内容についてよくわかっています。 22年のアガルートのマネオプは7月より販売開始予定です。 21年版については12月までに即売り切れたのでマネオプの購入を考えている人は早めの購入がベストです。 \ 即売り切れ必須の講座は/ アガルートアカデミー公式HP 予備試験以外のアガルートの講座の評判は下記リンクにまとめています。 目次 アガル-トの評判・口コミは? まず初めに簡単にアガルートの特徴をまとめました。 アガルートの特徴 個別指導のサポート体制の丁寧さは予備試験予備校随一。 アガルート は元LECで教鞭をとっていた工藤北斗先生が独立し、2015年に【必要なものを必要なだけ】という思いを込めて開塾されました。 工藤先生は2009年に司法試験に合格後にLECで勤務、わずか6年間で看板講師となりました。 アガルートは販売後に数か月で売り切るほどの人気を誇る予備試験のマネージメントオプションを始めとするは通学ゼミやラウンジ指導など、対面での講義やサポートに力を入れています。 […]