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難関資格マニア
30代社会人の難関資格マニア。
東大→LBS MBA卒。
国家総合職(国家公務員試験)上位合格者。
現在、海外駐在と育児をしながら司法試験予備試験受験生。
過去に大手予備校、独学、浪人、オンライン予備校すべて経験あり。

司法試験予備試験おすすめ予備校比較 2024年最新【東大卒受験生が選ぶ】

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司法試験予備試験予備校
悩んでる人

予備試験合格の最短ルートのためにおすすめの予備校は?
受験生目線で、2023年最新の予備校情報を知りたい。

司法試験予備試験受験者がよく使っている人気予備校7社を比較してみました。

この記事に向いている人
  • 予備試験の受験予備校選びに悩んでいる人
  • 予備試験の受験予備校を簡単に比較したい人
この記事を書いてる人

各社から資料請求したり、説明会を聞いたりして、基礎問は資格スクエア、 論証集や過去問などでアガルートにもお世話になっています。

7社の比較だけををサクッと見たい方はこちらから飛べます。

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受験生

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目次

司法試験予備試験の基本情報

スクロールできます
合格率
(合格者数)
令和4年度 3.6%
(472人)
必要勉強時間 平均 2,000~9,000時間
最短で 1,500時間
独学の場合  5,000~10,000時間
実施時期 短答式:5月中頃 2022年度実施日:5/15(日)
論文式:7月頃 2022年度実施日:7/9(土)、10(日)
口述試験:10月頃 2022年度実施日:11/5(土)、6(日)
合格発表 短答式:6月頃 2022年度発表日:6/2(木)
論文式:10月頃 2022年度発表日:10/20(木)
口述試験:11月頃 2022年度発表日:11/17(金)
参考:法務省・LECなど
れみ

2021年の予備試験合格者の司法試験の合格率は97.53%!つまりキモは予備試験。

司法試験合格まで一般的に勉強時間が約2,000時間~9,000時間程度必要になると言われています。

独学で合格した人で10,000時間超えていたという人も

悩んでる人

いっ・・いちまんじかん!?でもそこまで人によって勉強時間数に差がでるのはなぜ!?

れみ

予備試験の試験内容は膨大で、すべてを網羅することは不可能に近い。つまり、取捨選択できるカリキュラムを組んでくれる予備校選びがとっても大事。

詳しくは弁護士になるにはに予備試験制度をはじめとした弁護士になるまでの条件、年収、キャリア、向き不向きを書いています。

司法試験・予備試験 おすすめ予備校7社を比較【2023年版】

では、今回比較の対象としている予備校は下記です。

毎年合格実績が優秀な伊藤塾

老舗の有名どころのLECWセミナー(TAC)

論文対策と模試で有名な辰巳法律研究所

加え、きめ細かい個別指導で合格実績を伸ばし気急上昇中のアガルート。

19年の論文1位合格者を輩出した資格スクエア

低コストが魅力のスタディング

22年からベテラン高野講師がジョインした加藤ゼミナール7社を対象にしました。

  • アガルート
  • 資格スクエア
  • スタディング
  • 伊藤塾
  • LEC
  • 辰巳法律研究所
  • Wセミナー(TAC)
  • 加藤ゼミナール
れみ

ここ数年で受験生に人気が高いのは伊藤塾アガルート

この他には予備校ではありませんが、司法試験予備試験の講座をオンラインで受講できるオンライン学習プラットフォームのBEXAもあります。

司法試験予備試験 予備校① アガルート

  • 最短で予備試験合格を目指す講座が看板コース
  • 新司法試験を突破した講師陣が司法試験業界でも最大級。
  • 大手予備校より低価格ながらカリキュラムの内容は大手以上に筋肉質。
  • チューターや添削、ホームルームなど斬新なフォロー体制で無料でついてくる。

アガルートの評判

アガルートの一番の魅力は、指導力の高さと教材の質に集約されます。シンプルながら内容の詰まった論証集はファンの受験生も多いはず。

一方で、オンライン教材については弱く、アガルートの教材は膨大な情報を一元化しにくいという声もあります。

アガルートの口コミや評判については、メリット・デメリットに分けて詳しくまとめています。

アガルートと資格スクエアを比較した内容、アガルートと伊藤塾を比較した内容もまとめています。

どっちも使っているからこそわかるコスパや内容も比較しています

\ 司法試験合格率47.8%/

司法試験予備試験 予備校② 資格スクエア

  • 8期(22年版)からさらにコスパがよくなり、今が買い。
  • 論証集の内容がやや薄いのが心配だったが22年から改善。
  • 元伊藤塾の看板講師である高野先生の講座が伊藤塾の半額で聞ける。
  • 一方で資格スクエアのカリキュラムに従えば最速で過去問にたどり着ける。
れみ

実際に使ってみて、やはり受講生が絶賛する高野先生の講義はすばらしい。

残念ながら、22年2月に看板講師の高野先生は加藤ゼミナールへ移籍されることが決まりました。つまり高野先生の講座が資格スクエアで受けられるのは現在発売中の9期までです。

2022年版から大幅に値下げれたので、購入するならいまがチャンスです。値下げされたのに2022年版のカリキュラムは基本的に21年版から増量しているのでかなりお得になりました。(ただし、凡例六法だけが別で購入が必要。)

資格スクエアの評判

資格スクエアの良さは、基礎講座の解説がわかりやすいこと、オンライン機能が充実している点です。

また一方で、過去問第一主義なので、基礎講座から論文講座までは一気に飛ばすのでついていくのが難しいという声もあります。

実際に使ってみて感じた、資格スクエアのここが足りない!はこちらのレビューに書いています。ベースは6期の内容ですが、情報は8期の内容に更新しています。

\ 19年の論文1位合格者輩出 /

その他使っている教材のレビューはこちら
資格スクエアのテキストの内容

また今回の評価基準には含めていませんが、20年度、資格スクエアのテキストの一部に他社の書籍を不正に利用していたという問題がありました。受講生への影響は特になく、すでに著者や出版社とは和解済みです。

司法試験予備試験 予備校③ STUDYing(スタディング)

スタディング予備試験
  • 予備試験業界では驚きの低価格約8万円~。
  • 30分1コマのオンライン講座でスマホ1つで開始できる。
  • ただし質問回答サービスはないので、ほぼ独学スタイルとなる。
  • スタディングのみの教材で合格を目指すのは厳しいが、短答式講義の評判は上々

スタディングの評判

スタディングの口コミや評判についても詳しくまとめています。

\ 業界最安値/

司法試験予備試験 予備校④ 伊藤塾

伊藤塾司法試験
  • 昔ながらの通学メインでオンラインには対応しているものの、機材が古く苦手な印象。
  • 司法試験を志すものなら誰もが知っている老舗予備校。実績は一番。受講生、講師も最多。
  • カリキュラムが手厚く、カバー範囲が広く、テクニックではなく王道の勉強法を教えてくれる。
  • 一方でボリュームが多く、スキマ時間学習にも向いていないため社会人が1年で合格を目指すには不向き。

伊藤塾の評判

伊藤塾の良さは論文講座のカリキュラムの充実と講師のわかりやすさです。

一方で、講座の長さや学説推しや独自説が多すぎるなどの口コミもあります。

伊藤塾の評判や口コミについてはこちらで詳しくまとめています。

オンライン予備校で人気の資格スクエアと具体的に何が違うのか知りたい方はこちらも参照してください。

6つの項目で伊藤塾と資格スクエアを比較しました。

\ 合格者実績トップクラス /

司法試験予備試験 予備校 LEC 

  • 昔から学生人気が強い予備校。
  • 看板講師が流出しているものの、今までの合格者実績や講師のノウハウがある。
  • 単発講座の種類がこの中でも一番多く、自分の好きな講師や講座の選びやすいのが特徴。
  • TACと並ぶ老舗資格予備校で安心感がある。どちらかいえば、予備試験よりも司法書士、行政書士に強い。

LECの評判

伊藤塾の伊藤先生、アガルートの工藤先生、資格スクエアの高野先生など、多くの看板講師は独立してしましたが、現在は田中先生が引っ張っています。

LEC予備試験講座の口コミと評判についてもまとめています。

伊藤塾とLECの比較も詳しくまとめています。

\ 法律系大手予備校といえば /

司法試験予備試験 予備校⑥ 辰巳法律研究所

  • かつては司法試験専門だった。
  • 約50年の歴史がある老舗法律予備校。
  • 昔に比べると経営体制に不安の声も。
  • 「答練の辰已」といわれるほど答練と模試の質が高い。

辰巳法律研究所の評判

辰巳法律研究所の口コミや評判についても詳しくまとめています。

司法試験予備試験 予備校⑦ Wセミナー(TAC)

  • 講座の種類が多い。
  • 予備試験講座は縮小傾向。
  • 大手にしては価格帯がお手頃。
  • 近年は看板講師は流出の傾向も。

Wセミナーの評判

Wセミナー(TAC)の口コミや評判についても詳しくまとめています。

司法試験予備試験 予備校⑧ 加藤ゼミナール

  • 価格帯が安い。
  • 質問、添削制度はない。
  • 単発講座の選択肢の多さが魅力。
  • 22年から高野先生の参画で話題に。

司法試験・予備試験 予備校 価格の比較

スクロールできます
司法試験
予備校名
定価(税込) その他特記事項 キャンペーン 期限
アガルート82,2800~932,800円 再受講・他資格割など
合格者全額返金
予備試験合格者に司法試験講座20万円分プレゼント
クーポン取得方法はこち
割引価格からさらに
ローン分割手数料無料キャンペーン中
2023年5月31日まで
資格スクエア659,780~703,780円再受講・他資格割など受講相談で3万円オフ
その他クーポンの取得方法はこちら
スタディング89,100~134,200円合格お祝い金最大20,000円10%クーポン
クーポン取得方法はこちら
伊藤塾1,148,000~1,364,900円再受講・グループ割早割キャンペーン
クーポンコード【22a01801】
23年3月末
LEC1,102,870~1,392,000円別途要入学金10,000円
再受講・他資格割など
最終合格で受講料全額返金(通学のみ)
早割割引き
辰巳法律研究所542,600~ 821,500円 「趣旨・規範ハンドブックシリーズ」プレゼント
Wセミナー(TAC) 438,000~792,000円
(418,000~ 752,000円)
別途要入会金10,000円
加藤ゼミナール547,800~657,800円説明会参加でクーポン配布終売キャンペーン10%オフ23年3月末
※2023年2月時点
※上記は予備試験対策のみと予備試験対策+司法試験対策のパックのコースが対象。司法試験や法科大学院対策のみ、単発のコースは入れていません。
※()内は割引後価格。

スタディングが圧倒的安さ。予備試験司法試験講座の平均価格は80万~100万円前後なので、これは価格破壊に近い安さですね。

LECは担当の講師や、通学・通信(DVD)・WEBなどの選択肢が豊富なため、自分のスタイルから選ぶことができます。

ただし、実際に校舎に通ってブースでDVD講義を聞く衛星通信スタイルが一番安いものにはなりますが、せっかくの通学予備校のメリットがあまり活かせないかもしれません。

アガルートは大きく分けて2つのコースを揃えています。今年から約80万円のライトカリキュラムでも、カウンセリングや110通の添削サポートが無料で追加され、さらにカリキュラムに初歩を学べるキックオフ講座が追加された非常にコスパよしの予備校と言えます。

資格スクエアも2022年版から1コースになり値下がりしました。価格帯は、冊子版テキストありの703,780円またはテキストなし(WEBテキストのみ)の659,780円の2種類から選ぶことができます。

受験生

最安値のパックでも添削が205通もついているのはかなり高コスパ。さらに22年からは論証集などもボリュームUP。

最後は伊藤塾です。ここは言わずとしれた有名校なので、値段の高さは目をつぶるしかないでしょう。

れみ

ここ数年をHPを見ているとは大手予備校の価格はだいたい毎年同じ、アガルートは徐々に値上げしている傾向があるよ。 資格スクエア、スタディングに関しては22年に値下げが。

クーポンコードは見つけたら随時アップデートしています。

それぞれのコースの違いの詳細は順番に見ていきましょう。

司法試験・予備試験 予備校 講師の比較

今回は各予備校の紹介などで講座担当講師として紹介されている数のみで比較します。講義を担当する講師以外にも教材の企画作成に関わる講師は何名か別にいらっしゃる予備校も多いです。

スクロールできます
司法試験
予備校名
担当講師数代表講師特記事項
アガルート約26名工藤北斗元LECでアガルートの社長の工藤先生が主に担当。
資格スクエア約5~6名高野泰衡(22年より移籍)元伊藤塾の看板講師の高野先生の講座が人気。吉野先生は移籍。
スタディング約2名小村・小倉看板講師は特になし。
伊藤塾約17名伊藤真・呉わかりやすさ業界一とも名高い呉先生が有名。
LEC約9名田中正人・赤木・武山田中クラスが人気。伊藤先生などの人気講師が独立の傾向あり。
辰巳法律研究所約10名西口竜司・原孝至新司法試験合格者の若手講師が多い。
Wセミナー(TAC) 約4名 上原・高橋法照 看板講師だった中村充先生は独立済み。
加藤ゼミナール約3名加藤喬・高野泰衡入門講義の担当として期待の高野講師のジョイン。
※オフィシャルHPの講師紹介参照
※敬称略

やはり老舗の伊藤塾は講師数も多いですね。司法試験予備試験業界で最もわかりやすいのではないかと噂される呉先生が看板講師です。他にも伊藤先生、本田先生、井関先生など、授業がわかりやすいと評判の先生が多数在籍しています。

そしてアガルート。ここ数年で講師のヘッドハンティングに力を入れており、毎年数を増やしており揃え方は昨年度より10名も増えもはや大手予備校より多いです。

予備試験講座では工藤先生がメイン講師を勤めていますが、個別指導やホームルームで人気の谷山先生、石橋先生など多数のやる気にあふれる若手講師がいるのが特徴です。

渥美先生は民法講座、丸野先生は著作権、租税法などそれぞれの得意科目を担当されています。

LECの1年合格コースなどはメインは田中先生が担当ですが、他にも赤木先生、柴田先生、武山先生を選ぶこともできます。合格者の声をいち早く公開してくれる田中クラスは根強い人気です。

ただし、LECは伊藤先生や高野先生などの看板講師を引き抜かれてしまいましたが、現在は田中先生が引っ張っています。

資格スクエアの最大の魅力は高野先生がいることでしょう。残念ながら、22年より加藤ゼミナールへ移籍してしまいましたが、資格スクエア8期(22年の現在販売中カリキュラム)では引き続き高野先生の講義を視聴可能です。

他にも広瀬先生など元LECで活躍されていたキャリアの長いベテラン講師の講義もとてもわかり易いです。

司法試験・予備試験 予備校 講義の中身の比較

内容・質は最も重要なポイントです。

ここでは、講義の内容と口コミの2つのポイントから予備校講座の質を見ていきましょう。

司法試験予備試験 予備校 カリキュラムの比較

ここでは、各予備校がおすすめする代表的なコースを取り上げて講義時間などを比較してみました。

22年合格目標コースとしては20年12月時点リリースされたばかりなので、一部確認中のままになっていることをご了承ください。

スクロールできます
司法試験
予備校名
代表講座名税込価格講義時間数テキストサポート質問添削模試
アガルート最短合格カリキュラムライト822,800
約600
時間
+α
ホームルーム、カウンセリングオンライン添削、質問対応など111通自宅
資格スクエア合格フルパッケージ703,780円約686
時間
月1回15分
フォローアップ
205通自宅
スタディング予備試験合格コース
(総合)
134,200円約342
時間
WEBのみ×××自宅
伊藤塾司法試験 入門講座 
2年合格コース
1,299,900円約819
時間
自発的にいけば適宜対応147通公開
LEC予備試験 1年合格専用 コース
通信WEB
1,102,870円約700
時間
教えてチューター制度」にていつでも相談は可能120通自宅
辰巳法律研究所予備試験専願
ハイスピードスキーム
648,500円全103回
(約309時間)+答練
公開
Wセミナー(TAC) 予備試験2年合格フルパック792,000円全205回
(約615時間)
月2回「個別学習カウンセリング」もしくは「個別答案指導」100自宅
加藤ゼミナール予備試験合格パック657,800円約570時間ブログ経由にて対応可だが返信遅め×××
2023年2月時点

これは基礎講座から直前対策までを含む初学者向けのコースを比較しています。

アガルートは21年講座までは講義時間は631時間だったのが22年講座からは850時間講義とパワーアップ(「最短合格カリキュラム」の場合。さらに23年度からは学習導入期を支える「キックオフ司法試験予備試験」、短答の解法をマスターする「短答絶対合格!スキル習得講座」を追加。

さらに添削通数についてはやや増加し、111通になりました。

また、そこまでいらないという人向けに850時間から「旧司法試験・過去問分析講座」を除外した約600時間のライトプランの販売もしています。ライトプランにも新講座の「キックオフ司法試験予備試験」、「短答絶対合格!スキル習得講座」はあります。

質問方法については今まではFacebookのグループでの質問対応でしたが、2025・2026合格目標のカリキュラムのみ、所定のフォームを使って質問受付/回答することになりました。

伊藤塾の講義時間は基礎講義のみで550時間を超え、全講義は補講を含めると900時間以上にもなります。

ここで注目したいのは答練の添削。これは20年度まで資格スクエアが150通、アガルートが60通であったことを考えると2社とも毎年添削対応数を増やしています。

れみ

やはり添削は100通以上はやっておくのが合格のカギといえそう。

予備試験の最大の難関と言われる論文。皆が苦手な部分のアウトプットの対策に力を入れてくれるのは助かりますね。

資格スクエアも22年版から講義時間を約400時間から約680時間に増やしました。(選択科目を含む)

模試に関してはLECは昨年度より感染拡大防止のため自宅模試になり、自社の公開模試は伊藤塾と辰巳だけになりました。22年度についてはまだ不明ですが、今後も公開模試は少なくなっていく傾向はあるでしょう。

資格スクエアは自宅受験ではありますが、独自開発のAIを使った過去問から予想した未来問という模試を提供しています。

アガルート生はアガルートオリジナル模試がない代わりにアガルート経由で辰巳の模試の申し込みは可能です。

また、資格スクエア、アガルートに関しては基本は自宅模試のみですが、どちらも論文式の合格者には口述模試がプレゼントされます。

受験生

サポートに関しては隔週30分間みっちりと個別指導してくれるのはアガルートのコーチングオプションの強み

LECや伊藤塾がスタッフが相談に応じてくれる制度はありますが、アガルートのように講師が直接対応してくれるのは珍しいです。資格スクエアも弁護士の先生がフォローアップしてくれます。

スタディングに関しては、コスト削減のためWEBテキストのみで製本テキストがないのが注意したいポイントです。

司法試験予備試験 予備校のよい点・悪い点の比較

ここでは各予備校のよいところ、悪いところをまとめました。

友人などの口コミやSNS、ブログ上の口コミに加えて、各予備校の該当HPの情報と合わせて個人的に総合判断しています。

あくまで口コミは個人の意見なので、人によっては捉え方が異なる方もいることをご留意ください。

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予備校良い点悪い点
アガルート個別対応とサポート体制が業界トップクラスに充実。
・対面での指導やフォローアップを講師自ら指導してくれる。
・テキストは講師自ら作成しており、特に工藤先生のテキストの質の高さに定評がある。
・会場での模試がない。
・スマホなどで問題演習したりする機能がなく、オンラインで勉強するというより紙テキストに書き込む勉強式
・各講座が相互リンクしているため単発講座のみではやや使いにくい。
資格スクエア法律初学者にもわかりやすい丁寧な講義。
・添削が205通可能と業界でも最も丁寧な答練対策。
・オンラインレジュメやスマホアプリなどあらゆる端末で勉強可能であり、オンラインで勉強が完結できる。
・テキストの間違いが多い。
・過去問講義の前に中長文問題がない。
手厚い対面のサポートはないため自分で勉強できる人向き。
スタディング・他の予備校と比較して段違いに安い
・1コマ30分単位でオンラインで受講できるため、スキマ時間の勉強には非常に使い勝手がいい。
・学習フローや進捗管理をスマホで管理できるツールが整っている。
・講義内容は最低限。
・論文などの添削対応がなく演習量が少ない。
質問対応や冊子版テキストがなかったりサポート体制は手薄なので、ほぼ独学になる。
伊藤塾・業界実績ナンバーワンで安心・信頼感あり。
・呉先生の講義は業界随一で丁寧。
・伊藤塾オリジナルテキストのみで合格できたという声も多く、質は一番という口コミが多い。
・WEB設備(衛生・デバイス対応)が古く整っていない。
・伊藤塾の理念上、講義が詳しすぎるため人によってはマニアックと感じる。
・授業が学説推しでやや宗教色強く感じる人も。伊藤先生の政治的意見が好きでない人もいる
LEC・講師や講座の数が多いのでカスタマイズしやすい。
・全国各地に校舎があるので通いやすい。
老舗予備校ならではのノウハウがあるので安心。
・DVD講義が教室での講義を撮影したもののため、画質が悪い。
テキスト作成は講義を担当する講師ではなく、スタッフが対応している。
・本科生はフォロー制度を利用しない人にとっては価格が高すぎる。
辰巳法律研究所 ・市販の一般書籍の質も十分高い。
論文答練の解説が丁寧
・経営状況が不安。
・初学者には基礎講座のハードルが高い。
Wセミナー ・答練は解き直しも添削してくれる。
自習室やサポートが充実
・予備試験講座が毎年縮小されている。
・有名講師が流出傾向。
加藤ゼミナール・高野先生の入門講座が期待できる
・価格がやすい
・質問と添削などサポートがない
・事務対応があまりよくない
※これらは該当予備校のHPの合格者の声、実際の該当試験受験者友人等からの口コミ、SNS、ブログ上の口コミ、Yahoo!知恵袋などの情報から総合的にまとめています。

司法試験・予備試験 予備校 合格実績を比較

最後に最も気になるポイント、実績を見ていきましょう。

れみ

気をつけたいのは予備校によって予備試験合格なのか、司法試験合格なのか書き方が違う点。また受講生の母数がわからない場合も多い。

予備試験合格者の大半は司法試験にも合格するので、ポイントは予備試験合格率です。

スクロールできます
予備校名令和2年
予備試験
合格実績
令和2年
司法試験
合格実績
令和3年
予備試験
合格実績
令和3年
司法試験
合格実績
アガルートマネオプ受講生のうち
20.29%が合格
650名
(44.8%)
合格者の声34名
全国平均の4.9倍
669名
(47.8%)
資格スクエア合格者の声16名非公開合格者の声8名非公開
スタディング合格者の声4名
(年度不明)
合格者の声10名
(年度不明)
非公開 非公開
伊藤塾360名
(81.4%)
1,234名
(85.1%)
388名
(83.0%)
1,137名
(80.0%)
LEC合格者の声16名 合格者の17名合格者の声12名 合格者の声18名
辰巳法律研究所 非公開 非公開 非公開 非公開
Wセミナー非公開 非公開 非公開 非公開
加藤ゼミナール非公開非公開非公開非公開
全合格者数最終合格者
442名
1,450名最終合格者
467名
1,421名
2022年11月時点
※オフィシャルHPの合格者の声および法務省参照
※()内は合格者占有率

合格実績の算出方法

アガルート:基幹講座受講生の合否アンケート集計結果(合格者数を受験者数で除して算出)。
伊藤塾:予備試験合格者については有料講座受講生のみ。司法試験合格者は一部模試受験者も含む。
資格スクエア:「合格者の声」は、有料講座生のみ。「2018年度予備試験合格者の声2」は、模試受験生も一部含む。
LEC
: 「合格者の声」は、 入門講座を始めとする有料講座生。ここ数年は模試受験生は対象外。
スタディング: 「合格者の声」は、有料講座生のみ。

予備校を掛け持ちしている人も多いのですが、実績面では圧倒的に伊藤塾ですね。

ただ、伊藤塾に関しては伊藤塾生の合格率を明らかにしておらず、受講生も他の予備校よりは圧倒的に多いとは思います。

れみ

よくいわれる伊藤塾の生徒はもともと有名大学の生徒が多いと言われますが、たしかに東大はめちゃくちゃ多い。私の学生時代の弁護士志望者の友人はほぼ伊藤塾でしたね。

2020年で大きく実績を伸ばしたのはアガルート。21年はさらに実績を伸ばしました。マネージメントオプション(マネオプ生)の強さを見せつけました。

アガルートはマネオプ受講生のうち20.29%が予備試験に合格したという純粋な合格率を公開しているので信頼できますね。22年以降も順調です。

伊藤塾とアガルートの実績を足すと総合合格者数を超えるので予備校を掛け持ちしている人も多いのでしょうが、伊藤塾とアガルートの2校が合格者占有率を大きく占めることがわかります。

資格スクエアは19年度に論文の1位合格者を輩出、また20年度には11名の予備試験合格者の声の掲載がありました。

LEC は過去実績というよくわからない書き方をしていてまた、2018年以降の更新は止まっていました。近年は合格者減少か?という声もありますね。実際に個人的に問い合わせたところ、200名くらいの受講者に対して20名くらいの合格報告があると解答いただきました。

スタディングは2020年は4名の合格者の声がありました。問い合わせしたところ合格率等の数値は、誤認誘導の恐れがあるため、現在のところ発表していないそうです。

辰巳法律研究所は2019年(令和元年)までは合格体験談が8名ありましたが、それ以降の更新はされていません。

その他の予備校はWセミナーがありますが、合格実績は非公開でした。

司法試験予備試験関連でよくある疑問

ここでは司法試験予備試験の受験を決める前に私自身悩んだことも含めて、よくある疑問についてまとめました。

司法試験予備試験を予備校なしで突破する方法は?

私は予備校なしで予備試験受験に臨んだことはありませんが、少なくとも法律初学者は無理ではと思います。(法学部出身者ならできるかもしれませんが)

予備校なしで合格している人も確かにいますが、独学で合格している人は私の周りではあまり見たことありません。

実際に2年予備試験の勉強をしてきて感じるのは今まで勉強してきたどんな資格試験よりも勉強が多く情報が膨大なので、予備校のカリキュラムを利用しても社会人が1年で全部こなすのは厳しいのでは?と感じてるため、独学ならなおさら時間がかかると思います。

司法試験予備試験受験の費用対効果は?

弁護士の年収は諸説ありますが、一般的には平均所得の倍くらい稼いでいる人が多いようです。

また以前以上に、大手事務所に就職したり、独立・開業したりすることによる弁護士の中での差が開く時代になってきていることがわかりました。

弁護士の平均年収は年々下がっていますが、一方で弁護士になるためのコストも下がっています。

司法試験予備校の費用は決して安い買い物ではないですが、法科大学院経由で弁護士になったり、医者を目指したりするよりはよっぽどかかるコストが安いということがわかります。

弁護士になるのにかかる時間とお金を投資額とし、予想されるリターンと合わせて調べてみました。

関連記事:弁護士 VS 医者の年収は?最強コスパ職業はどっちか。

司法試験予備試験を働きながら突破できるのか?

社会人の予備試験合格者数は学生よりも少ないですが、毎年一定数、育児や仕事と両立している受験生はいます。

私のように法律初心者から、30歳すぎてから司法試験予備試験を目指している人の目線でまとめています。

関連記事:30代社会人から司法試験予備試験は無謀なのか?【解決策あり】

司法試験予備試験 予備校 比較 まとめ

今までは、 伊藤塾が司法試験合格への王道でした。

受講生の母数は多いものの、実績の多さがその実力を物語っています。じっくり司法試験に時間を費やせ、お金に余裕のある人は伊藤塾にするべきでしょう。ただし、すべての人に王道の予備校が合っているとも限りません。

社会人で時間がない人にとってはアガルートか資格スクエアの二択かなという結論です。

法律にある程度触れたことのある人にはアガルートが向いています。

一方で、資格スクエアの基礎講座から導入問と流れは初心者にもかなりわかりやすいですが、過去問までは一気に飛ばすのでやや内容が足りないという感じは否めません。

れみ

私自身は資格スクエアを基礎科目のメインで勉強し、やや細かいところが不足しているところをアガルートの重問、論証集で補ったりしてます。

教材の中身という点から見て、初心者にもシンプルに教えてくれるのが資格スクエア、より詳しく法学を楽しく学ばせてくれるのがアガルートです。アガルートの講義は中級者向けですが、別の法律系資格や学生時代に法律をかじったことのある人にとっては問題ないと思います。

やはり時間の融通性、コスパの面では今回比較した中でこの2つがベストですね。

正直言って論証集などはアガルートのほうが詳しく内容も充実しています。ですが、講座のわかりやすさという点ではやっぱり高野先生が初学者向きです。

アガルートと資格スクエアについてはかなり強いところと弱いところが違っているのでこちらで詳しく比較しています。

一番大事なのは、選んだ予備校を信じ抜いて最後までついていくことかなと思います。

そういった意味でも自分にあった予備校選びは大事ですね。

自分に合った予備校選びの参考になれば嬉しいです。

これから司法試験予備試験を目指す方、一緒に頑張りましょう!

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