司法書士と土地家屋調査士に強い東京法経学院だけど、行政書士講座の評判は?
という悩みを解決します。
東京法経学院
そこで今回は、2022年最新の東京法経学院の行政書士講座についてまとめていきたいと思います。
- 東京法経学院の行政書士講座の受講を検討している人
- 東京法経学院の行政書士講座の口コミが気になる
では早速、見ていきましょう。
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東京法経学院の行政書士講座について
結論、東京法経学院の行政書士講座はリーズナブルに通学予備校に通いたい人にはとてもいい学校です。
理由は大手予備校の設備を揃えながら、手に届きやすい価格設定からです。
といっても東京法経学院には講座の種類がいっぱい。
おすすめはどのプラン?
という人のために、まずは東京法経学院の行政書士講座のコースについて詳しく見ていきましょう。
東京法経学院 行政書士講座 初学者向け
東京法経学院の開講するコースには初学者向けの一般的なカリキュラムと既学者向けの追加カリキュラムがあります。。
まず、初学者向けのコースは大きく分けて2つ。
この二つの違いは通学か通信かです。
講座名 | 税込価格 | 対象 | 形式 | 合格目標 |
---|---|---|---|---|
新・最短合格講座 | 94,100~108,400円 (56,460~65,040円) | 初学者 | 通信 | 2021年・2022年 |
新・本科生 | 126,500~194,700円 | 初学者 | 通学 | 2021年 |
直前期なので通常より割引き価格が安くなっています
一番おすすめなのは「行政書士 新・最短合格講座」の総合コースです。
このカリキュラムは、①基礎力養成編、②科目別答練、③全国公開模試、④記述式解法マスター講座、⑤直前ファイナルの5つのステップに分かれていて、効率的に全てを学べるバランスのいいコースになっています。
これらはいずれも合格したら全額費用を返金してくる制度の対象です。
それぞれ値段に幅があるのは、通学、通信、さらには通信の中でもDVDなのか、映像または音声ダウンロードなかどれを選ぶかで違ってくるからです。
ゼロから行政書士を目指す人は「新・本科生」をとれば、必要なことがすべて網羅されてるよ。
こには六法と過去問も付属されるので特に買い足すものはありません。
「新・本科生」は、残念ながら東京か福岡の2校で通学のみの対応しかありません。
東京法経学院 行政書士講座 学習経験者向け
次に学習経験者向けのコースです。
基本的には、再受験者向けです
講座名 | 税込価格 | 対象 | 形式 | 合格目標 |
---|---|---|---|---|
行政書士 2021年度試験向け 受験対策講座 フルパック | 194,700~221,100円 | 経験者 | 通信・通学 | 2021年 |
こちらの講座は、配点比率の高い「民法」と「行政法」を中心に集中的に補強したい学習経験者向けの講座です。
通学の場合は講師を下記の2人の中から選ぶことになります。通信の場合はどちらも選べます。
- 東京校(通学・通信教育):海老原 幸夫 講師
- 福岡校(通学・通信教育):笠原 裕明 講師
答練マスター講座だけや記述式特訓マスターだけの単発講座として購入することもできるよ。
「民法・行政法マスター択一答練」は絶対に間違えるわけにはいかないポイントを民法と行政法に絞ってに効率的に勉強するための講座です。
基礎は勉強できているけど、さらなる磨きをかけたいという人向けに追加で復習することができます。
これらの講座もいずれも合格したら全額費用を返金してくる制度の対象です。
講座の種類についておわかりいただけたところで、実際の口コミよりメリット・デメリットに分けて見ていきましょうね。
東京法経学院 行政書士講座 メリット
東京法経学院の行政書士講座が他の予備校と比べて特に優れている点は下記3つです。
- 基礎講義が手厚い
- 通学予備校にしては価格が安い
- メイン講師の寺本先生の評判がよい
ではそれぞれ説明させてください。
よい評判① 基礎講義が手厚い
東京法経学院のカリキュラムはアウトプットよりインプット重視です。
例えば、「 行政書士 新・最短合格講座(総合コース) 」について見てみるとインプット講義に84時間、アウトプット講義に24時間の合計108時間になっています。
基礎固めを手厚く説明するスタイルになっているので、法律初学者でもついていける講義になっているのが特徴です。
また、 「 2021年度試験向け 受験対策講座 フルパック 」について見ると、 年間スケジュールにあるように初期のころから段階的に答練を重ねるので、インプットと並行してアウトプットの練習もでき徐々にレベルアップできるようになっています。
よい評判② 通学予備校にしては価格が安い
東京法経学院の行政書士は数年前までは高いと言われていましたが、最近になって値段を下げたためかなり手に入りやすくになりました。
スタディングやフォーサイトなどの通信講座と比べるとさすがに負けますが、通学できる校舎や会場で受験できる模試がある大手予備校としては10万円以下~購入できるのはかなり破格です。
その他の行政書士予備校7社と比較してみましょう。
予備校名 | 税込価格 | その他特典 | キャンペーン | 割引期限 |
---|---|---|---|---|
アガルート | 168,000~238,000円 (129,360~183,260円) | 合格時全額返金または、 お祝い金5万円 | 最大60,000円割引き | 8月末 |
フォーサイト | 103,600~157,800円 (54,800~109,800円) | 不合格時全額返金 | 最大38,000円+1万円割引き | 不明 |
LEC | 189,000~269,910円 | 入学金1万円別途必要 タイムセール最大30%オフ(8/27まで) | 最大60,000円割引き | 10月末 |
伊藤塾 | 228,000~318,000円 | ⁻ | 最大60,000円割引き | 8月末 |
スタディング | 49,500~65,780円 | 合格お祝い金1万円 | 無料登録で10%オフ | 8月末 |
東京法経学院 | 94,100~108,400円 | 合格時全額返金 | 最大18,920円割引き | 7月8日まで |
TAC | 236,000~ 259,000円 | 入学金1万円別途必要 | 早割あり |
※()内は割引価格
他の通学予備校が20万円超えなことを考えるとかなりお得。
また、東京法経学院の行政書士講座には合格時全額返金制度があります。
対象講座を受講した場合合格すれば全額返金してくれるので実質無料で勉強できるのは太っ腹特典ですね。この制度があるのは、東京法経学院とアガルートだけです。
よい評判③ メイン講師の寺本先生の評判がよい
行政書士講座のメイン講師を務める寺本先生は東京法経学院の中では指名する受講生も多く、評判は悪くないです。
板書を書きながら説明するスタイルです。
寺本先生はこれまで行政書士を始め公務員試験や大学受験の講師を務めるなど、講師としての経験が豊富な教えるプロなので安心してついていける先生です。
とはいえ、人によって感じ方は違うのでまずはサンプル動画を見てみることがおすすめです。
図を交えて説明してくれるのはありがたいね。
でも板書は汚めですね(笑)
法経学院には他にも寺本先生を含めて5名の講師がいます。
東京法経学院 行政書士講座 デメリット
次に東京法経学院のここが足りないと思う点をあげていきますね。
正直、行政書士講座については結構気になる点が多かったです。
デメリットをまとめるとこの3点です。
- 合格実績は不明確
- WEB講義が見にくい
- 教材が初心者にはわかりにくい
順番に見ていきましょう。
イマイチな評判① 合格実績が不明確
残念ながら東京法経学院の行政書士講座についてはここ数年、合格実績は非公開です。
合格者の声はあるものの、明確な数は開示されていません。。
東京法経学院は司法書士、土地家屋調査士では合格実績の開示があるので、行政書士だけ非公開なのは不安感ある。
行政書士講座で明確に母数と合格率の開示があるのは、21年8月現在アガルートとフォーサイトだけです。
予備校名 | 実績 |
---|---|
行政書士試験全国平均 | 10.7% |
アガルート
| 2020年全国平均の6.28倍 |
フォーサイト | 2020年全国平均の3.86倍 合格率41.3% |
資格スクエア |
非公開 |
LEC | 2019年全国平均の約4倍 合格率45.7%(模試合格率を含む) |
伊藤塾 | 合格者の声多数 数字は非公開 |
スタディング |
非公開 |
東京法経学院 | 非公開 |
TAC | 2020年の合格者数146名 2012年~2020年の総合格者数1,529名 |
実績重視の人にとってはやや不安要素になりますね。
イマイチな評判② WEB講義が見にくい
東京法経学院のWEB講義は通学講義を撮影したもののため、正直見にくいです。
画質もサンプル動画からわかるようにあまりよくないですね。
さらにオンライン予備校のようにWEB上でオンラインレジュメなどはないため、板書を目を凝らしてみる必要があります。
通信講座のようにオンライン講義専用の画面にはなっていないので、ひたすら講師が板書する姿が映るので講義の見にくさは半端ない。
また、オンライン上でレジュメや自分のノートを作ったりする勉強方法は推奨しておらず、基本的は昔ながらの紙テキストとノートで勉強するオーソドックスなスタイルです。
机に向かって勉強する、またはテキストを読むという勉強方法がメインですね。
空き時間にスマホで片手で勉強、なんてことはできない。
オンラインで勉強を簡潔したり、スマホで問題演習がしたい人はスタディングやフォーサイトのほうが合っていますね。
イマイチな評判③ 教材が初心者にはわかりにくい
東京法経学院の教材は初学者には難易度が高いです。
実際にサンプルを見てみるとわかるように、中身は白黒で図解よりも文字が多いテキストです。
また、教材が紙媒体しかありません。
通信講座のWEB版であればPDFで教材はもらえますが、問題集等は冊子版のみです。
またWEB版もPDFなので、自分でコピペしたり書き込みができないんですよね。
紙や手書きが好きっていう人にはむいているけど、スキマ時間にいつでもどこでもちょっと勉強という使い方はしにくそうね。
東京法経学院は「受験六法」や「法律雑誌」を発行できる唯一の資格学校であり、法律に精通してる予備校として有名なので教材がわかりにくいというと意外かもしれません。
しかしながら、正確性を重視するあまり教材の中身自体は法律初学者には読み込みにくいものとなっています。
一方で、いち早く法改正にも適応できる安心の大手法律学校なので中身の正確性は安心ですし、理解できればこれ以上ない受験のバイブルとなることは間違いないでしょう。
東京法経学院の行政書士講座の口コミ・評判は? まとめ
東京法経学院は会場で受けられる模試や通学予備校の設備がちゃんとありながら、リーズナブルな価格で受講できる予備校です。
直接対面で質問したり通学して学びたい人や寺本講師の授業が合う人にとってはとてもいい選択だと思います。
もう一度、メリット・デメリットをまとめておきます。
- 基礎講義が手厚い
- 通学予備校にしては価格が安い
- メイン講師の寺本先生の評判がよい
- 合格実績は不明確
- WEB講義が見にくい
- テキストに解説は少なめ
外出を控えたいこの時期にがっつり家でスキルアップするのも手かもしれないですね。
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