スタディングの弁理士講座って安いけど内容は?
実際の評判は?
という悩みを解決します。
スタディングはもともとは通勤講座という名前で、名前の通り通勤時間などのスキマ時間で勉強するのに最適化された通信講座です。
そこで今回は、2022年最新のスタディングの弁理士講座についてまとめていきたいと思います。
スタディングは圧倒的最安価格で講座を提供する予備校業界の覇者のような存在。
今までは費用がネックで資格受験を思い切れなかった人もスタディングのおかげでずっと予備校に通いやすくなったよね。
- スタディングの弁理士講座の受講を検討している人
- スタディングの弁理士講座の口コミが気になる
では早速、見ていきましょう。
\ 通勤時間で弁理士目指そう/
スタディングの弁理士講座について
結論、スタディングの弁理士講座は独学するつもりだった人にはもってこいです。
ただし講座の内容については他の予備校よりは不足している部分もあるので、その点はある程度割り切れる人にはとてもいい講座です。
とにかく講義の値段が安く、シンプルです。
スタディングのプランって何が違うの?
単発講座はないの?
という人のために、まずはスタディングの弁理士講座のコースについて詳しく見ていきましょう。
スタディング弁理士講座 プラン
スタディングにはシンプルに下記2コースあります。
主にこの2つの違いがあるのは、値段、問題演習と論文対策の有無の3つのポイントです。
講座名 | 税込価格 | 基礎・短答講座 | 予想問題演習 | 論文対策 | 添削 | 視聴可能講座 |
---|---|---|---|---|---|---|
弁理士 基礎・短答 総合コース (2021年+22年度試験対応) | 81,400円 | ◯ | 〇 | ◯ | × | 21年版と22年版 |
弁理士 基礎・短答 合格コース (2021年+22年度試験対応) | 61,050円 | ◯ | × | × | × | 21年版と22年版 |
- 質問不可
- 冊子版テキストは別売¥12,738(税込)
- 「本試験予想問題演習」は、2022年版より出題数を全15問に増量し「論文問題演習」にバージョンアップ
いずれも付録する教材も同じで、暗記ツールやセレクト過去問集などのスタディング独自のWEBツールを使うことができます。
この総合コースはスタディングが弁理士試験のゼロから弁理士を目指す人に必要だと考える学習を内容が詰め込まれたカリキュラムです。
ただし、スタディングのコースには模試や質問対応、添削は含まれません。
スタディング弁理士講座 記述式対策講座
スタディングは論文講座のみ単発講座で購入することも可能です。
講座名 | 税込価格 | 基礎・短答講座 | 予想問題演習 | 論文対策 | 添削 | 視聴可能講座 |
---|---|---|---|---|---|---|
論文対策コース | 30,470円 | × | 〇 | ◯ | × | 21年版のみ |
短答解法講座 | 20,350円 | ◯ | × | × | × | 21年版のみ |
独学受験生で論文対策のみ予備校に頼りたい人には30,470円で購入できるので、かなり安く抑えられます。これは総合コースを購入する場合はカリキュラムにすでに含まれている講座です。
スタディングのコスパはすごい!おかげで独学並のコストで受験生が予備校に頼れるようになったよね。
また、昨年までは短答だけの「短答解法講座」もありました。21年2月現在はまだ販売はありませんがおそらくもうすぐ今年度版もリリースされるでしょう。
スタディングはキャンペーン期間以外にも、講座に使える割引クーポンをもらう方法があります。
講座の種類についておわかりいただけたところで、実際の口コミよりメリット・デメリットに分けて見ていきましょうね。
スタディング 弁理士講座 メリット
スタディングの弁理士講座が他の予備校と比べて特に優れている点は下記3つです。
- 業界最安値
- 2年分視聴できる
- WEB学習ツールが充実
ではそれぞれ説明させてください。
メリット① 業界最安値
言わずもがなスタディングの一番の魅力は予備校費用の安さです。
他校と比較してもその安さは圧倒的。
予備校名 | 税込価格 | 特典など | キャンペーン | 期限 |
---|---|---|---|---|
TAC | 367,000~469,000円 | 入学金1万円必要 | 最大89,000円オフ | 8月末 |
資格スクエア | 265,000円 | 合格時最大1万円返金 | 25%オフのクーポン 取得方法はこちら | ⁻ |
LEC | 400,000~430,000円 | ⁻ | 最大10万円オフ | 1月末 |
アガルート | 204,600~295,900円 | 合格時全額返金 + お祝い金3万円 | 30%オフ | 8月1日 |
スタディング | 61,050~81,400円 | 合格お祝い金1万円 | クーポン入手方法についてはこちら | ⁻ |
代々木塾 | 316,800円 | ⁻ | ⁻ | ⁻ |
コースを選べば約6 万円から予備校に通えるのはもはや独学で教材を揃えるよりも安いです。
コストがネックで受験勉強を始められなかった多くの人がスタディングのおかげで気楽に目指せるようになった。
さらに時期によってはキャンペーン中だったり、クーポンがもらえたりします。
もともと安いので他の予備校のように何万円も割引きにはなりませんが、それでもクーポンはもらっておいたほうがお得です。
メリット② 2年分視聴できる
これってスタディングの弁理士講座だけの良さだと思うのですが、スタディングの弁理士カリキュラムは21年版と22年版が継続して視聴できます。
もちろん追加費用なしです。
私は21年目指すからいらないんだけど。
だとしても、特に社会人受験生は急な仕事などでスケジュールが変わりやすいので、2年視聴できほうが安心です。
また、22年を目指す人にとっても、その間の時間を前年の講座を使って勉強できるのは便利です。
法改正などで新しい講座のリリースは待たないとできない場合も多いので、自分でまとまった時間の確保するときを選べない会社員には助かるよ。
弁理士は通常勉強時間が約2000から3000時間必要になると言われています。働きながら目指す人の中には1年間で勉強時間の確保が難しい人もいるでしょう。
2年間視聴できるのは、もし1年で合格できなかった場合に再度予備校を検討する必要がありません。
現に私もやむを得ない事情で、1年で目指すつもりだった試験が来年にせざろう得なくなったからね・・。その間に法改正や試験制度が変わるって結構多い話だよね。
メリット③ WEB学習ツールが充実
どこのオンライン予備校や通信講座もスキマ時間の勉強に最適化されているはずですが、その中でもスタディングの使いやすさは抜群です。
スタディングの一番の強みである「スマホでの勉強のしやすさ」。
スマホで勉強とかしないんだけど?
勉強は机に向かってするものでは。
という感覚の人には少々新しい発想かもしれないですが、どこでも勉強ができる仕組みは時間のない中で難関資格を目指すには必ず必要になることだと思います。
子育て中や通勤時間が長かったりする人はスマホくらいなら片手で見れるけど、ゆっくり時間はとれない。
という、まとまった時間のとれない忙しい現代人にはこれほど助かる機能はありません。
「時間はない」といいつつもスマホのスクリーンを眺めてる時間はどのくらいでしょうか?意外と長い時間スマホみていますよね。
スタディングはスマホで講義が聞けるだけではなく、スマホでの学習進捗管理や、セレクト過去問集やスマート問題集などの問題演習もできてしまいます。
他のオンライン予備校でもスマホでの端末対応はされているけど、使える機能が制限されていたり、PCでの必要作業はどうしても残るのがストレスだった。
その点は、スタディングはPCを持っていなかったとしても学習を完結でき、スマホ学習の快適さは群を抜いています。
もちろんパソコンやタブレットでの学習もしやすいです。
また、スタディングは、スマホで繰り返し復習するためのツールが揃っています。
下記のプロセスを繰り返し行う事によって、細かく何度もアウトプットを繰り返し記憶の定着をはかります。
- 講義動画を視聴してインプット
- 要点暗記ツールでアウトプット
- スマート問題集(一問一答)でアウトプット
- セレクト過去問を解いてアウトプット
さらに学習レポートで履歴を見返したり、「勉強仲間機能」という同じ資格を目指す仲間と繋がれるコミュニティでモチベーションアップ。
暗記ツールは本当に大事な要点がまとまっているので手早く復習するのにはとても便利です。
講義についても1講義が30分以内で完結するので、まとまった時間でなくても視聴できるのもいいですよね。
とにかくスタディングの教材は勉強のハードルを下げてくれるところがいいよね。
スマホで気軽に勉強、というの昔はなかった発想ですが、短期集中できる人にとってはものすごく効果を発揮する教材ですよね。
では続いて、そんなスタディングの気になる点を見ていきましょう。
スタディング 弁理士講座 デメリット
次にあえて言うならスタディングのここが足りないと思う点をあげていきますね。
デメリットはこの3点です。
- サポートがない
- 論文対策が足りない
- 冊子版テキストが別売
順番に見ていきましょう。
デメリット① サポートがない
残念ながらスタディングのサポート、個別指導などのフォロー体制はほぼありません。
値段が安いので仕方ないですが、他のオンライン予備校にあるような学習の相談窓口や質問対応はできませんね。
質問できないのは不安だな。
がっちりとしたサポートを求める人にとってはアガルートのような個別指導体制のある予備校の方がいいかもしれませんが、意外と質問ってしないと思います。(個人的な意見ですが)
スタディングの解説は目線を落として記載してくれることで有名なので、意外と解説をしっかり読んで理解すれば質問する必要はなかったという声もありましたよ。
勉強においてはなんでも、自分で調べて理解する力というのも大事。
またスタディングにはキーワードで調べられる「検索機能」があります。
気になったキーワードで検索をすれ、WEBテキストや過去問の中から該当するページがピックアップされ自分の理解できなかったところを集中的に調べたり、さらに演習することができます。
デメリット② 論文対策が足りない
正直言ってスタディングの講義時間は不足しています。
他の予備校と比べてみましょう。
予備校名 | 代表講座名 | 税込価格 | 合計 講義時間数 | 短答対策 | 論文対策 |
---|---|---|---|---|---|
TAC | 1年本科生 | 367,000円 | 約290時間 | 68回 | 14回 |
資格スクエア | 【2022年向け】基礎・短答・論文パック | 265,000円 | 約355時間 | 約255時間 | 約100時間 |
LEC | 1年合格ベーシックコース 通学 | 583,000円 | 約393時間 | 約270時間 (90回) | 約123時間 (41回) |
アガルート | 総合カリキュラム | 251,900円 | 約255時間 | 約186時間 | 約33時間 |
スタディング | 弁理士 短答・論文総合 (基礎/短答/論文)コース [2022年度試験対応] | 65,780円 | 約182時間 | 約160時間 | 約22時間 |
代々木塾 | 2021論文短答入門コース (通学・通信) | 316,800円 | 約216時間 | 約108時間 | 約108時間 |
時間が長ければいいとは思いませんが、さすがに22時間で論文対策は不足しています。
記述対策には体験版がないため詳しくは不明なのですが、過去問と要点解説のような問題がほとんどであり、難関の弁理士試験に立ち向かうインプットとしては不足しています。
弁理士試験の勉強をまともにしてきた人であれば、条文が表示されていない箇所があるや常識であるという程度の情報しかここでは教えられないという声もありました。
論文対策に関しては他の単発講座を足したりしたほうが良さそうだよね。
もちろん人によって解釈は違うと思うのですが、個人的にはどうせ買い足すならば最初からスタディングの記述対策のない「合格コース」にしておいて、記述や直前講座は潔く他の予備校で購入、でもいいかなと思いますね。
結果的にはそっちのほうがコストが安くすみそう・・。
少なくとも答練対策や記述式に対応する参考書の買い足しが必要になると考えたほうがよいでしょう。
デメリット③ 冊子版テキストが別売
スタディングのコースに含まれるのはオンライン上のWEBテキストのみです。
紙でテキストがほしい人は別売のテキストをオプションで付ける必要があります。
¥12,738(税込)なので、それを含めても他の予備校より安いですが、他にも模試がなかったり添削がなかったりといろいろと手薄な面は目につきます。
基本は自分で勉強するためのサポート教材と考えるべきかも。
ある程度の買い足しや追加費用があることは割きって使う分には、かなり手軽な教材ですね。
スタディングの弁理士講座の口コミ・評判は? まとめ
いかがでしたでしょうか?
スタディングは「難関資格受験には時間もお金もかかる」というイメージをいい意味で覆してくれる画期的な通信講座です。
働きながら弁理士を目指すことに踏ん切れなかった人にとってはとてもいい選択だと思います。
もう一度、メリット・デメリットをまとめておきます。
- 業界最安値
- 2年分視聴できる
- WEB学習ツールが充実
- サポートがない
- 論文対策が足りない
- 冊子版テキストが別売
最近は予備校事情も変わり、資格試験受験も通学型がメインだった時代から、オンライン化に変わろうとしていますよね。
オンライン予備校を使って気軽に家でも勉強ができる時代はとてもありがたいですよね。
外出を控えたいこの時期にがっつり家でスキルアップするのも手かもしれないですね。
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