スタケン賃貸不動産経営管理士講座の評判・口コミは？【2024年最新版】

スタケン賃貸不動産経営管理士講座について

スタケンの賃貸不動産経営管理士講座は不動産特化の効率的を求めた通信講座です。

賃貸不動産経営管理士の合格率は2018年までは約50％と合格しやすい資格でした が、2019年は 約36.8％、2020年は約29.8％とどんどん下がっていて侮れません。

れみ

2021年に国家資格化されて人気も上がってきているのでさらなる難化が見込まれそう・・。

賃貸不動産経営管理士資格への人気が年々高まるにつれて、予備校の価格も上昇気味。

そんな中、2019年に参入した新興の通信講座がスタケンの講座です。スタケンはもともと賃貸管理業に特化したソリューションを手掛けるオーナーズエージェントが新しく立ち上げた通信講座です。

そこでまずはスタケンの賃貸不動産経営管理士講座のカリキュラムについて見ていきましょう。

スタケン賃貸不動産経営管理士講座　カリキュラム

スタケンにはシンプルに下記1コース。

講義は基礎講義のみです。またスタケンの売りであるスマホで使えるWEB学習機能はすべて搭載されています。

れみ

スマホで講義を見たり、過去問演習したり、さらには学習進捗を管理したり簡単なSNS機能も使えるよ。

スタケンの弱みとして本来は冊子版テキストは含まれませんので、別途市販のテキストを購入する必要があります。

スタケン賃貸不動産経営管理士講座　単科講座

スタケンには賃貸不動産経営管理士関係の上記以外の講座の取り扱いは21年9月現在ありません。

それでは、よい評判・イマイチな評判に分けて見ていきましょう。

スタケン賃貸不動産経営管理士講座　よい評判

スタケンの賃貸不動産経営管理士講座が他の予備校と比べて特に優れている点は下記3つです。

ではそれぞれ説明させてください。

メリット①　合格時返金特典

スタケンの一番の魅力は予備校費用がもともと安いにも関わらず、合格したら全額返金してくれる点です。

講座自体の安さはスタディングには負けてしまうのですが、比較的安く受講できる上に特典も享受できるのは大きいです。

他校と比較してみましょう。

全額返金制度があるのは、スタケンとアガルートのみです。

スタディングは価格が魅力ですが、元々の価格が安いため特典や割引きはそこまでありません。その点、全額返金してもらえるのはモチベーションになるし、スタケンの強みですね。

メリット②　 逆回転学習メソッドが斬新

スタケンの講座の一番の特徴として、「逆回転メソッド」という独自のカリキュラムを取り入れています。

これは従来インプットしてからアウトプットする学習方法ではなく、下記のようにアウトプットから始めてしまう学習方法です。

悩んでる人

スタディングの場合はインプットとアウトプットを並行学習する方針だから、それともまた違うね。

この方法だと、ポイントを押さえて、自分のわからないところを見つけてから講義を受けるので、吸収力が格段にUPするというのがスタケンの方針です。

一方で、「逆回転学習メソッド」が合わない受講生もいるのは事実ので、一度無料登録をしてサンプル講義を受けてみるのが大事です。

メリット③　 運営母体が賃貸管理士に精通

スタケンはオーナーズエージェントという元々は賃貸管理業を支援する会社が事業の一環として、不動産会社向けに、賃貸管理ビジネスに特化した「スターカレッジ」というeラーニング教育システムの提供を開始したのが始まりです。

もともとは賃貸管理事業のスキルアップ支援やコンサル業務をメインでやってきた運営会社なので不動産業界の人材派遣や教育には強いといえるでしょう。

教育機関ではない運営元が通信講座を運営するのは新しい発想ですが、不動産に本当に強い会社が提供する講座というのは期待できますね。

また、スタケンの講座の担当講師はテキスト「これで合格 賃貸不動産経営管理士 要点整理」の著者でもある田中謙次先生です。不動産業界の人材育成を担うべく、企業研修の講師としても幅広く活躍している方なので、不動産業界に精通している先生から直接学べるのは大きいです。

では続いて、そんなスタケンの気になる点を見ていきましょう。

スタケン賃貸不動産経営管理士講座　気になる評判

次にスタケンが足りないなと思う点をあげていきます。

デメリットはこの3点です。

順番に見ていきましょう。

デメリット①　講義が短い

スタケンは基本的に自分で勉強するスタイルを尊重する方針のため基礎講義は約8時間とコンパクトです。

他の予備校と比較しても短めになっています。

また、スタディングのようにセレクト問題集などの基礎問題集はなく、過去問6年分（一問一答1,000問/四択250問）を最初からこなしていく必要があるので、初心者には厳しいかもしれません。

一方で、アウトプットの練習として自宅模試が1回分付属されるのはいいところです。

デメリット②　サポートがない

残念ながらスタケンのサポート、個別指導などのフォロー体制はほぼありません。

こうした場合、質問対応サービスを利用して疑問を解決できるのが通信講座の一つの強みではあるのですが、スタケンでは残念ながら質問対応を行なっていません。

賃貸不動産経営管理士については質問対応をしていない通信講座も多いので、スタケンに限ったことではありませんが、モチベーションを維持するのが不安に人にとってはデメリットです。

すぐに質問をしたいという勉強スタイル人は質問し放題のアガルートや対面での質問ができる大手予備校にしたほうが正直よいと思います。

気になったキーワードで検索をすれば、WEBテキストや過去問の中から該当するページがピックアップされ自分の理解できなかったところを集中的に調べたり、さらに演習することができます。

デメリット③　オリジナルテキストがない

スタケンの教材は田中先生が執筆している「これで合格 賃貸不動産経営管理士 要点整理」です。

講義を担当している講師と教材の作成が同じというのはより理解が深まるのでよい点ですが、テキスト自体はアマゾンなどで市販で購入できてしまうものと同じです。

他の予備校では講座独自のオリジナルテキストがあるので、この点は気になる人にとっては嫌なポイントでしょう。

また、講座自体にはWEBで見れるオンラインテキストしか付属されないので冊子版自体は自分で購入する必要があります。