マンション管理士試験にはどのくらいの勉強すれば合格できる?
40代以降でも合格できる?
マンション管理士試験は一般的に約500時間の勉強時間が合格までの目安時間と言われています。
また、合格者は40~50代が全体の50%を占めており、60代以降も20%以上占めているのが特徴です。歳をとってからでも目指しやすい資格だということがわかりますね。
マンション管理士の合格率は約8~9%と低く、法律系の行政書士試験と同じくらいの難易度だと言われています。(令和2年の合格率8.2%)
マンション管理士は国家資格だし、マンション設備や構造、法令とかあまり日常的になじみのない専門用語で勉強しなければいけないのが、難しく感じる理由のひとつね。
マンション管理士受験は早い人であれば受験期間が約6ヶ月から目指すことができます。
筆記試験は例年11月下旬にあるよ。なので、遅くとも6月、できれば2、3月ごろくらいには勉強スタートが最適!
参考:マンション管理センター
そこで、マンション管理士受験生がよく使っている人気予備校5社を比較してみました。
マンション管理士の予備校選びに悩んでいる人
自分に合ったマンション管理士の予備校が知りたい人
\ 令和4年合格者数1位/
マンション管理士 予備校・通信講座5社を比較
マンション管理士の対策講座がある予備校は実は多くはありません。
今回はその中でも有名な5社を比較対象としました。
オンライン講座でコストを抑えながらも年々実績を伸ばしているフォーサイトとアガルート。
法律系に強い大手予備校のLEC。
CMでおなじみの通信講座のユーキャン。
予備校界の常識を覆すコスパの通信講座スタディングの5社を対象にしました。
では早速、それぞれの予備校について簡単に概要から見ていきましょう。
マンション管理士 予備校・通信講座① フォーサイト
- テキストが図解が多くわかりやすい
- その他通信講座に比べると料金・価格がやや高め
- 不合格者への返金制度もあるなど、合格率に自信あり
- リニューアルされたeラーニングシステムManaBunの評判がよい
宅建でおなじみの窪田先生の講義が有名だよね。熱血漢の教えぶりにはファンも多い!
フォーサイトのクーポン・セール情報はこちら。
\ ネットで話題の通信講座 /
マンション管理士 予備校・通信講座② アガルート
- 講師自ら教材・講座の制作に関わる。
- 講師は不動産資格総なめのエキスパート。
- 値段も安く、全額返金などの合格者特典が充実。
- eラーニング中心に学習したい人には向いていない。
令和元年度の合格実績で、アガルートの合格率は全国平均の4.42倍!
不動産賃貸経営管理士といい、アガルートの工藤先生は実績に強い。
アガルートはオンライン予備校なので、基本的に通学という選択はありませんがしっかりとしたサポート体制もあります。
さらにアガル-トのクーポン・割引き方法についてはこちらでまとめています。
\ 実績ナンバーワン /
マンション管理士 予備校・通信講座③ LEC
- 通信、衛星講座が見にくい
- チューターなどの指導が充実
- 長年のノウハウがあるため安心
- 校舎が全国にあるので、通いやすい
長年のノウハウや実績を生かしたカリキュラムは内容がぎっしり。何をとっていいかわからない初心者には、ハズレのない講座。
内容については、大手予備校なので必要なものがすべて揃っていますがお値段が高いのが気になりますね。
\ 法律予備校の雄 /
マンション管理士 予備校・通信講座④ ユーキャン
- 知らない人はいない有名通信講座
- 通信講座にしてはコストがやや高い
- メインはテキストで学ぶスタイルため講義はない
- テキストは図解がたくさんで初学者でもわかりやすい
基本はテキストで自分で勉強するスタイルだけど、WEB学習システムである「学びオンラインプラス」で2分30秒程のテキストの解説動画が見れる。
模擬試験2回を含む添削演習が10回分ついているなど問題演習は充実しています。
\ 生涯ずっと学習 /
マンション管理士 予備校・通信講座⑤ スタディング
- 圧倒的低価格
- スマホだけでどこでも勉強できる
- 学習管理やSNS機能などのWEBシステムが充実
- 講師はキャリア20年以上の不動産業界のベテラン
独学並の安さで数々の講座をリリースするパイオニア的な存在ね。
もともと安いスタディングでクーポンを入手する方法はこちら。
\ 史上最安値 /
マンション管理士 予備校・通信講座 比較ポイント① 価格
では早速各社のマンション管理士のコースの値段を見ていきましょう。
予備校によっては初学者向けと経験者向けどちら向けのコースも取り揃えていますが、初学者向け講座を比較しています。
予備校名 | 税込価格 | その他特典 | キャンペーン | 期限 |
---|---|---|---|---|
フォーサイト | 87,600~109,400円 | 不合格なら全額返金 合格時Amazonギフト券2000円 | 最大41%オフ | 不明 |
アガルート | 43,780~65,780円 | 合格時全額返金・お祝い金2万円 | 最大20%オフ | 不明 |
LEC | 105,600~132,000円 | 受講生割・W受験割など | 早得最大15,000円割引 | 2月末 |
ユーキャン | 67,660円 | ⁻ | ⁻ | ⁻ |
スタディング | 40,480円 | 合格お祝い金Amazonギフト券 最大10,000円 | ⁻ | ⁻ |
- 上記はマンション管理士試験対策のパックのコースが対象。(管理業務主任者W受験コースを含む。)
- すべて税込価格で比較しています。
圧倒的に安いのは、スタディングです。
独学で自分でテキストをそろえるのとあまり変わりません。
次に安いのがアガルート。スタディングには負けるけどそれでも大手予備校と比べると半額程度ですね。
スタディングは冊子版テキストはなく、WEBテキストのみなので紙でどうしても欲しいという人は自分で印刷する必要あり。その点も考慮しておきましょう。
さらにアガルートは合格したら全額キャッシュバックしてくれるだけじゃなく、W合格者にはお祝い金もくれるというなんとも太っ腹な予備校です。
次がユーキャン。
通信講座で講義はつかないことを考えると値段は高いと思います。
そしてフォーサイトは値段は高く見えますが、だいたいセール中なのでクーポンなどを駆使すれば実質は約6万円~購入できます。
このわかりにくい価格設定はやめてほしい、、(笑)
それに対して、大手予備校のLECは値段はやはり高いですよね。
ただ、早く購入すれば割引きが使えますし、基準をクリアすれば教育訓練給付金制度が使えます。
LECに関しては、衛生で視聴するWEB講座の場合は通常料金より少し安くなるので価格に幅があります。
同じ中身ならもちろん安い方がいいですよね。
これは中身がどのくらい違うのかをしっかり検討する必要がありそうですね!
★5つ段階で評価するとこんな感じでしょうか。
フォーサイト
アガルート
LEC
ユーキャン
スタディング
では実際の中身はどうなのでしょうか。
講師・質・実績の順番で見ていきたいと思います。
マンション管理士 予備校・通信講座 比較ポイント② 講師数
講師の数を比較しました。
予備校名 | 講師数 | 代表講師 |
---|---|---|
フォーサイト | 約1名 | 窪田 |
アガルート | 約1名 | 工藤美香 |
LEC | 約9名 | 太田・亀田 |
ユーキャン | 記載なし | なし |
スタディング | 約1名 | 竹原 |
LECはやはり大手なだけあり、講師陣の揃え方は群を抜いていますね。自分に合った講師を数ある選択肢から選べるのはポイント高いです。
入門講座、合格講座、問題演習で毎回違う講師が担当するので特定の講師が自分に合わなかった場合は選べるのは助かりますね。
この中で有名なのはアガルートの工藤先生です。
その他宅建なども担当する不動産資格を難しい言葉を使わずに説明するプロです。
フォーサイトの窪田先生は宅建講座でおなじみの生徒から人気の高い先生です。宅建の解説チャンネルですがYoutubeで自分のチャンネルも持っているユニークな先生なので一度見てみてもいいかもしれないですね。
竹原先生はスタディングで宅建を始めとして数々の講座を担当しているキャリア20年のベテランです。
講師数と有名講師の揃え方で主観で評価しました。
ユーキャンは講義自体は基本的にないため、講師情報もHP上に情報がありません。
フォーサイト
アガルート
LEC
ユーキャン
スタディング
マンション管理士 予備校・通信講座 比較ポイント③ 質
内容・質は最も重要なポイントですよね!
ここでは、講義の内容と口コミの2つのポイントから予備校講座の質を見ていきましょう。
マンション管理士 予備校・通信講座 講義の内容
ここでは、代表的なコースを取り上げて講義時間などを比較してみました。
予備校名 | 代表講座名 | 税込価格 | 講義時間数 | オリジナルテキスト | 質問 | 模試 | 管理業務主任者W受験 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
フォーサイト | バリューセット2 2021年度試験対策 | 109,400円 | 約15時間 | 〇 | メール | 自宅模試 | 〇 |
アガルート | ダブル合格カリキュラム | 65,780円 | 約52時間 | ○(フルカラー) | Facebookから | 自宅模試 | 〇 |
LEC | 管理業務主任者・マンション管理士 W合格コース【通信WEB】 | 105,600円 | 約235時間 | ○ | 〇 | 会場模試 | 〇 |
ユーキャン | マンション管理士・管理業務主任者講座 | 67,660円 | 0 | 〇 | メール | 自宅模試 | 〇 |
スタディング | マンション管理士/管理業務主任者 合格コース | 40,480円 | 約33時間 | WEB版のみ | × | × | 〇 |
- 講義時間数は21年7月時点で公式HPに掲載のある時間です。
これを見ると講義時間についてはLECが一番長く、教材は充実しています。
ただしその他の通信講座が30分以下の授業に抑えている中、LECは1コマ2時間半と結構根気の必要な講義時間です。
しかしながら、さすがに大手だけあり講義の内容はわかりやすく演習も充実していると評判です。
一方で、質問が基本はオンライン対応になったりと通学型予備校の良さはあまりなくなっちゃたみたい。
アガルートとスタディングは全体的にインプットとアウトプット、直前対策の講義数がバランスが取れていると感じました。
アガルートは公開模試ではないですが、直前のアウトプットとして模試が付属されており合格に必要なものが効率的にカリキュラムに組み込まれています。
スタディングはお値段が安い分、質問対応や模試の設定はありません。
最後にフォーサイトとユーキャン。フォーサイトは15時間なので、多少他の予備校よりは少なさは気になります。フォーサイトの他の講座と同様のスタイルでアウトプット講義はなく、かなり要点だけをインプットするカリキュラムです。
ユーキャンはそもそも講義はないので、テキストと講義を合わせてインプットの勉強したい人には不向きです。
どちらもメインはテキストとWEB教材でみっちり自分で勉強するスタイルを推奨しているんだね。
落としてもよいところは省いているとしてもゼロからの丁寧な解説は難しいのかもしれません。
では、実際の口コミを見ていきましょうか。
マンション管理士 予備校・通信講座 講義の口コミ
ここでは、実際にマンション管理士講座を受講した方の意見を引用しました。
留意していただきたいのは、いずれにしてもケース1の個人的意見であるため口コミに矛盾があります。
予備校名 | GOOD | BAD |
---|---|---|
フォーサイト | ・合格に圧倒的自信のある予備校 ・特許取得のeラーニングシステムでどこでも勉強可能 ・2021年向け講座からバーチャル講師の講義も受講可能 | ・アウトプット講義時間が短い ・セール期間中に購入できないと値段が高い ・教材の内容があっさりしていて、講義なしではわかりづらい |
アガルート | ・業界トップクラスの合格実績令和4年合格者輩出数NO1 ・ベテラン講師による充実のカリキュラム 講師自ら手掛けたテキストがわかりやすい | ・合格率の分母が不明 ・eラーニング機能が少ない ・過去問演習が大手予備校に比べると少ない |
LEC | ・充実のカリキュラム ・過去問解説がわかりやすい ・入門講座、合格講座、問題演習で講師が変わるのでメリハリがつけられた | ・値段が高い ・オンライン講義が通学講義と同じものなので見にくい ・通信だと、全てオンラインのため大手予備校のメリットが感じられにくい |
ユーキャン | ・添削問題が10回もあったりと充実 ・テキストに建築設備系のイラストや図が充実 ・わかりづらい専門用語がかみ砕いて説明されている | ・通信講座にしては値段が高い ・市販のテキストとの違いが感じられにくい ・テキストと並行して講義を受けるスタイルではないので講座はついていない |
スタディング | ・コスパが業界トップクラス ・不動産系資格のベテラン講師なので安心 ・マルチデバイスでどこでも勉強できる仕組みが考えつくされている | ・質問ができない ・冊子版テキストはない ・レジュメには図や絵での解説より文字が多め |
どこの予備校も悪い口コミがないということはやはりありません。
人によって感じ方も違ってきますから、参考程度にしてまずは各社のサンプル講義をきいてみることをおすすめします。
講座の内容の充実度をもとに評価しました。
フォーサイト
アガルート
LEC
ユーキャン
スタディング
マンション管理士 予備校・通信講座 比較ポイント④ 実績
令和元年のマンション管理士の合格率はは約8.2%と例年並みでした。
各予備校の実際の合格実績はどうなのか見ていきましょう。
予備校名 | 実績 |
---|---|
フォーサイト | 2019年全国平均の2.87倍 受講生合格率23.5% |
アガルート | 2019年全国平均の4.42倍 受講生合格率36.3% |
LEC | 非公開 |
ユーキャン | 非公開 |
スタディング | 非公開 |
※オフィシャルHPの合格者の声参照
令和4年合格者輩出数NO1はなんとアガルートでした。
アガルートを選んだ人の4割近くが合格しているのは、アガルートのカリキュラムが優れていることを証明していると言えるでしょう。
ただし、アガルートは合格者の分母がなんの受講生かは明らかにしていない。その点では本科生をベースにしているフォーサイトと単純比較はできないかも?
次に実績が高いのがフォーサイトでした。
一方でその他の予備校については数値での実績は非公開でした。
スタディングとLECは合格者の声の掲載は実名つきあるので、実績があることはわかります。
だとしても他の講座では合格率の開示はあるので、まだまだ本講座については実績不足と言えそうですね。
よって実績非公開の予備校については判断不可で★1つにしました。
フォーサイト
アガルート
LEC
ユーキャン
スタディング
マンション管理士 予備校・通信講座 5社比較 まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は年を取ってからもセカンドキャリアに役立つ資格、マンション管理士の予備校を5社を紹介しました。
それぞれ違った良さがあるので向いている人を見ていきましょう。
予備校名 | 実績重視 | スキマ時間勉強派 | 机でじっくり勉強派 | 独学も考えている | サポート重視派 |
---|---|---|---|---|---|
フォーサイト | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | × |
アガルート | ◎ | △ | ◯ | △ | ◯ |
LEC | × | × | ◎ | × | ◎ |
ユーキャン | × | × | ◎ | ◎ | × |
スタディング | × | ◎ | × | ◎ | × |
実績、講座のカバー範囲はやはりアガルートがマンション管理士合格への王道です。
独学するつもりだった人にとってはスタディングやフォーサイトのお値段で予備校にいけるというのも魅力的です。
ですが、万人受けする予備校というのはないのでその人に合った予備校を選ぶことが合格への近道になります。
人によっても講師や予備校との相性は違ってくると思うので、自分に合った予備校選びの一助となれば幸いです。
\ 令和4年合格者輩出数NO1 /