LECの土地家屋調査士講座って、実際の評判は?
LECで合格できるの?
という悩みを解決します。
LECは法律、不動産、福祉・医療といった資格を中心に扱い多くの合格者を輩出してきた大手の予備校です。
- LECの土地家屋調査士講座の受講を検討している人
- LECの土地家屋調査士講座の口コミが気になる人
今回は実際にLECを受講し2回目の挑戦で土地家屋調査に合格したまんじゅうさんにLECの評判を聞いちゃったよ。
まんじゅうさんは1度目は不合格でしたが、2回目の受験で合格しました。
法律や不動産のことについては、全くの素人で専門学校卒の私でも合格することができたのでこれから土地家屋調査士の資格を目指される方の参考になるといいです。
では早速、見ていきましょう。
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LECの土地家屋調査士講座について
結論、LECは 受講しやすい学習カリキュラムで初学者向きです。
とくに土地家屋調査士の講師の先生は、15年以上講師をされている先生もいるので過去の試験から解析されて問題作りや解説をされるので、すごく分かりやすいですし、最短で合格を目指せます。
土地家屋調査の予備校選びはLECと東京法経学院で迷いました。
最終的に、仲のいい知人にLECをすすめられたので受講することにしました。
受験時代に東京法経学院を受講している方と知り合い話をしたところ、まんじゅうさんの個人的に感じたLECと東京法経学院の違いは下記2点です。
- LECの場合
-
- 試験で高得点が狙えるところを中心に解説。
- できるだけにしぼって無駄のないカリキュラムにしてある印象。
- 東京法経学院の場合
-
- 各論点を深堀して解説。理解しやすい。
- 勉強するには時間がかかってしまう印象。
まとめると、LECは重要ポイントに絞った時間のない人向けで東京法経学院のほうがしっかり理解したい人向けという感じかな。
仕事をしながら目指す法律初学者のまんじゅうさんにはLECがあっていたようですね。
アガルートや日建学院は考えなかったのですか?
私の知り合いで調査士を目指していた知人はLECか東京法経しか受講していなかったので、なんとなく日建学院を受ける気はしなかったです。
アガルートは2019年に開校されたので私が選択するときには、ありませんでした。
その他、土地家屋調査士の予備校・通信講座比較はこちらでもまとめています。
では早速、まずはLECの土地家屋調査士講座のコースについて詳しく見ていきましょう。
LEC 土地家屋調査士講座 コース
講座名 | 税込価格 (通学) | 税込価格 (通信DVD) | 税込価格 (通学WEB) | 対象 | 内容 |
---|---|---|---|---|---|
土地家屋調査士&測量士補 W合格コース (全96回) | 451,100円 | 379,500円 | 436,700円 | 初学者 | ・測量士補合格パック (全19回) ・インプット完成講座 (全69回) ・直前ファイナル答練 (全8回) |
土地家屋調査士&測量士補 W合格コース 民法既習者向け (全83回) | 385,000円 | 330,000円 | 377,300円 | 学習経験者 | ・測量士補合格パック (全19回) ・インプット完成講座 (全56回) ・直前ファイナル答練 (全8回) |
土地家屋調査士合格コース (全77回) | 376,200円 | 320,100円 | 368,500円 | 初学者 | ・インプット完成講座 (全69回) ・直前ファイナル答練 (全8回) |
土地家屋調査士合格コース 民法既習者向け (全64回) | 310,200円 | 270,600円 | 309,100円 | 学習経験者 | ・インプット完成講座 (全56回) ・直前ファイナル答練 (全8回) |
※1級建築士・2級建築士・測量士・測量士助を取得の方は、午前の部(測量の試験)が免除されます。
測量士補をすでに持っている人は「土地家屋調査士合格コース」または「土地家屋調査士合格コース民法既習者向け」を受講してください。
LECの1回の授業は3時間で結構長いですよ。
◆講座まとめ
・測量士補合格パック
土地家屋調査士試験の午前の部を免除するために、測量士補を取得するための講座です。
・インプット完成講座
全体構造編からはじまり、理論、書式、演習とカリキュラムにそって学習していきます。
・直前ファイナル答練
本試験に向けた模試を何度か解いていきます。試験に近づけた問題を解くためとても力がつきます。
測量士補の資格をすでにもっていたので、LECの調査士合格コースの通信を受講しました。
テキストは参考までにこんな感じでしたね。
LEC 土地家屋調査士講座 単発講座
単発講座のみでも購入可能です。
基本的には、苦手部分を補強したい人向けです。
私は2回目受験のときは答練のみ追加しました。
◆単発講座まとめ
・はじめての土地家屋調査講座(全10回)
数学が苦手な方のための計算方法をより詳しく説明してある講座や定規、電卓の使い方を説明してある講座になっています。
・測量士補助合格パック(全19回)
測量士補を取得するための講座です。
土地家屋調査士の午前の部の試験を免除するために、測量士補をもっておく必要があるのでお持ちでない方は受講しましょう。
講座の種類についておわかりいただけたところで、実際の口コミよりメリット・デメリットに分けて見ていきましょうね。
LEC 土地家屋調査士講座 メリット
LECの土地家屋調査士講座が他の予備校と比べて特に優れている点は下記3つです。
- Web講義はどこでも視聴可能
- ランク付けしてあり学習しやすい
- 無理のないスケジュールが立てられている
ではそれぞれ説明させてください。
メリット① Web講義はどこでも視聴可能
土地家屋調査士試験を受ける人の多くが仕事しながら働きながら資格取得を目指す人が多いではないでしょうか。
通勤時のスキマ時間、仕事の休憩時間を利用して勉強したい人もいますよね。
WEBのメリットは主に3点ってことですね。
・スキマ時間学習に向いている
・繰り返し確認できる、不要な部分は飛ばせる
・音声ダウンロードが使える
Web講義の優れているところは、パソコンだけでなくスマホやタブレットでも視聴することが可能です。手軽に学習できるため効率よく進めることができます。
一時停止、早送り、巻き戻しができるため、でき効率良く学習できます。
毎日スキマ時間に学習しておけば十分に合格することはできますよ。
実際に知り合いの多くの方がこのスキマ時間の学習合格していました。
音声のみのダウンロードができるため外出先でも聞くことができ講義の理解も深められます。また、オンラインであるため疑問におもうことはすぐに質問し解決できるところも魅力です。
でも通信は見づらくなかったですか?
私は気になりませんでした。実際にテキストを見せながら(手元の映像で)解説されるので講師の先生のマネをしてラインマーカーをひいたり書き込み等をしていくスタイルでよかったですよ。
LECの通信講座は1つの講座が3時間ほどで、40〜50分ほどに1回休憩がとってあります。
朝起きて30分だけ勉強するとして動画の視聴が中途半端になりそうですが、動画視聴ですと視聴している途中で、動画を閉じてもまた視聴するときには閉じたところから始まるためすごく楽ですね。
同じところを何回も見なくてすみますし探す必要がないです。マイペースでできるわけですね。
メリット② ランク付けしてあり学習しやすい
LECのオリジナルテキストはとにかく見やすいです。
私が学習を始めたときは土地家屋調査士試験は難しいと知っていたので、自分でも解けるようになるのか正直不安だったんです。
重要な論点や覚える箇所などを分かりやすくまとめてあるため、初学者でもすんなり理解できます。
例えば、宅地に接続した場合の土地と接続していない場合の土地で地目が違うのですが、イメージしやすいように図や絵で解説してあります。
また講義を受講していくと講師の先生が重要な箇所からA,B,Cとランクをつけてくれます。
具体的には、私が受講していたときには山崎先生が民法や不動産登記メインに解説をされていました。
先生と同じページを開き「ここはAランクですね」と解説しながら書きこみをするので私も先生のテキストに書いてあるように、A,B,Cと書いてマネするだけで自然に優先順位がわかりました。
答練になると、択一を木村先生、書式を池永先生と担当してあり、先生たちが書き込みをしていった通りに自分も書いていました。
このランク付けををしてもらえることで非常に学習しやすかったです。
その他にもラインマーカーで色分けをしたり、付箋をはるなどもしていました。
復習をするときや、テキストを開いて読み直すときにランクがあるとどこから見直せばいいのか分かるため効率よく学習ができそうですよね!
ページを開くと一目で重要箇所が分かるのは本当に助かりました。
講義を受けたあとはその日のうちに見直しておくポイントや論点をまとめてもらえるので自分がわからないところや、苦手なところもわかりそこを重点的に勉強していました。
土地家屋調査士の学習では何度もくり返しテキストを読むことや問題を解くことが合格するための近道でもあります。
メリット③ 無理のないスケジュールが立てられている
LECでは事前に学習スケジュールが立てられています。
土地家屋調査士試験は毎年10月の中旬ごろに行われますが、これから学習をしていこうと考えていても何から始めたらいいか分からない人も多いでしょう。
そのため自分で予定を決めなくてもLECのスケジュールに合わせるだけでよかったのが楽でした。
通学の場合ですとおおよそ1年間のスケジュールが立てられており仕事や家事が、忙しい方でも無理せず受けれるので本当に受講しやすくなっています。
もし通学で受講される方で授業を受けれない日があっても、通学の人もWebやDVDで受けることができるので遅れることもないですね。
通信では定期的にテキストが送られてくるため次のテキストが送られてくるまでは手持ちの教材をくり返し反復学習していました。
とくに通信で受講する方は、自分の学習が遅れていないか不安になることもありますよね。
そんなときも事前にLECのパンフレットに通学の人のスケジュールが分かるためそれを確認しつつ進めていけばいいと思います。
通学の人のためのスケジュール表の一部です。1つの講義ごとに日付が決まっているため、予定が立てやすくなっています。
こちらのスケジュール表はLEC土地家屋調査士のパンフレットにのっているので通信で進め方が分からない人は、無料でパンフレットを取り寄せできるのでしておきましょう。
LEC 土地家屋調査講座 デメリット
次にあえて言うならLECのここが足りないと思う点をあげていきますね。
デメリットはこの3点です。
- 価格が高い
- 答練が難しい
- 継続することが大変
順番に見ていきましょう。
デメリット① 価格が高い
土地家屋調査士の予備校費用自体が高いので、LECだけの問題とはいえないですが 初学者の方が土地家屋調査士を受講しようとなると30万〜40万はを考えておいたほうがいいですね。
土地家屋調査士試験を独学で受験される人もいると思いますが、ほとんどの方が予備校を受講されますが、予備校を受けるとなると受講料が安くはないです。
予備校名 | 代表講座名 | 税込 価格 | 講義 時間 | テキスト | 質問 | 模試 | 時間別 単価 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
東京法経学院 | 2021 新・最短合格講座 【DVD総合】 | 37,6200円 | 約125 時間 | 〇 | 〇 | 会場模試 | 3,010円 |
アガルート | 入門総合 カリキュラム | 272,800円 | 約123 時間 | 〇 | FB | 自宅模試 | 2,217円 |
LEC | 2021年合格目標 フルコース 【通信】 | 352,000円 | 約155 時間 | 〇 | 〇 | 自宅or会場 | 2,270円 |
日建学院 | 本科コース | 418,000円 | 約175 時間 | 〇 | メール | 自宅模試 | 2,388円 |
そのほかにも、計算するために関数電卓、図を書くために三角定規、申請書を書くために専用のボールペンといったように、必ず試験でなくてはならない道具もあります。
ボールペンにおいては何本も購入して自分が書きやすいボールペンを試行錯誤見つけていました。
図面を練習するために図面紙を何枚もコピーして練習していました。
予備校費とは別に1万円ほどは初期費用にかかりました。
たまに費用がかかるからと自分で参考書を集めて安く済ませようとする人がいますが、これはおすすめしません。
集めた参考書ですと自分がどこまで学習できているかや、どこを学習すればいいかわからない。となってしまうこともあります。
時間もかかり効率が悪いため、多少費用がかかっても細かいところまで教えてくれるので個人的には予備校に行く価値はあったと思います。
作図の道具やボールペンなど、予備校以外にも結構お金がかかるんですね。
合格後に土地家屋調査士になると、専門性の高い資格であるため必要とされ収入も安定しますよ、安心してください。私はかかった受講料などもすぐにとり戻せましたよ。
デメリット② 答練が難しい
LECの答練は予備校の中でもトップクラスで難しいといわれています。
予備校の模試であり本試験に近いかたちで受講することができます。
全部で8回ほどあるのですが、この答練が結構難しいことで有名です。
毎年試験の3ヶ月ほど前から答練が始まり1週間に1回のペースで受けていきます。
8回もですか!?
定期的に受けるため学習も継続的に進めることができました。
正直大変でしたよ。本試験よりあえて難しく作成してあるため、受ける度に毎回ひどい点数だったのを覚えています。
これで受かるのか、大丈夫なのか。と心配していたのですが、答練の問題を経験しておくことで本試験が楽に感じることもありました。
答練も基礎から応用まで幅広く問題の中に組み込まれていて、弱点を見つけることもできるのですごくいいです。
知らず知らずのうちにものすごく力がついているので結果的に受けていてよかったです。
何年か受験してる人だとLECの答練だけ受けてる人もいますよね。
私も2回目は答練だけ。他の予備校に通っている人でさえ、LECの答練だけは追加で受講してる人もいましたね。
もし答練を受講される人は点数が悪くても気にしないでください。むしろ弱点がしれてよかったくらいの気持ちで受講するほうがいいですね。
デメリット③ 継続することが大変
土地家屋調査士の学習を始めて何がキツかったかというと、継続することです。
私はこれまで試験や受験をすることがほとんどなかったため、学習を半年、1年と継続してすることがありませんでした。
勉強が得意ということでもないため、始めて間もない頃は1つの講義を(3時間ほど)1日かけて見終わることで精一杯でした。
苦労しましたよ。
3ヶ月ほどは勉強したり、しなかったりという日が続いていました。
学習内容を理解せずに次から次に講義を進めていたので問題を解くときには、苦労していました。
ただこれじゃいけないと毎日少しだけでも勉強時間をとるようにして復習したり、理解できたら次に進むなどしていたんですね。
すると自然と勉強するようになっていて、勉強するのが当たり前みたいな習慣になっていました。
継続することはすごく大変なのですが、習慣化してしまえば意外と苦じゃないですよね。
継続のコツとしては、毎日少しだけやるですね。
例えば、毎日30分又は、1時間だけ勉強する。と決めて自分ができそうな目標にしておくといいです。
この継続さえできれば試験も合格できるようになるのでコツコツと頑張っていきましょう。
LECの土地家屋調査士講座の評判・口コミは? まとめ
LECの土地家屋調査士講座では、講師の先生が数名おられ、択一、書式と各分野ごとに先生方が講義されます。
どの先生も受験生のことを考えて図解や具体例を取り入れて講義されるので本当に分かりやすいです。
毎年合格者も多数いるためぜひLECの講座を検討していただきたいです。
自分の勉強スタイルにあっているかも大事よ。
もう一度、メリット・デメリットをまとめておきます。
- Web講義はどこでも視聴可能
- ランク付けしてあり学習しやすい
- 無理のないスケジュールが立てられている
- 価格が高い
- 答練が難しい
- 継続することが大変
外出を控えたいこの時期にがっつり家でスキルアップするのも手かもしれないですね。
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