国家公務員(官僚)を目指そうかなと思っているんだけど、どこの予備校がいいかな?
内容はもちろんだけど費用とかも含めて。
国家公務員試験の対策ができる予備校って実は限られてるよね!
実際に受けた人の声や費用、実績なども比較してみよう!
霞が関の中央官庁・・・財務省、経済産業省、総務省、外務省、警察庁など。
国家公務員試験にはいくつか種類があります。
その中でも中央官庁で働くキャリア官僚になるための就職試験は、正確には国家総合職試験といいます。
国家総合職試験は他の資格試験のように何度も受けられるものではありません。(実質は可能ですが、再受験者はあまり面接ではいい印象はもたれないのが現実です。)
そこで重要になってくるのが予備校選びですね。
- タイプ別に合っている予備校を知りたい
- 国家総合職試験の予備校選びに悩んでいる
国家総合職試験に一発で50位以内合格した合格者で、最難関クラスの官庁から内定をもらいました。
出せる情報が少なく、証拠になるのか微妙ですが40番位台で合格した合格通知書です。
最もコスパよく受験勉強開始したいなら、アガルート一択です。
今年の国家総合職すでに内定者10名!
\ 約20万円からスタートできる/
国家公務員(官僚)の予備校4社比較
国家公務員試験に合格するには、一般的には約900~1500時間の勉強時間が必要と言われています。
予備校に通わないで独学で臨む場合は、もっと時間が必要になるでしょう。
大学の授業と就職活動も両立する予定の人も多いと思います。ゆとりのあるスケジュールを組むには試験の1年前には予備校を決めておきたいね。
早いには越したことないですが、1次試験の1年前くらい前には予備校を決めておきたいですね。つまり春先には予備校を決めておきましょう。
2019年の法律区分1位合格者は2年前から予備校に通い始めたとか・・。
今回紹介する予備校はこの4社です。
2020年現在、国家総合職試験に対応する予備校は実際はもっとあるのですが、下記の4社が定番の予備校です。
- 伊藤塾
- アガルートアカデミー
- LEC
- TAC(Wセミナー)
すごく個人的ですが、「資格の大原」も国家総合職講座はありますが知り合いで通っていた人は見たことがなかったので今回は割愛します。
それぞれ強み・弱みがあるので、費用・実績・質・官庁訪問対策の4つのポイントで順番に見ていきたいと思います。
重要なポイントは赤字で、よい点についてはみどり色、悪い点については赤色でハイライトしています。
国家総合職の試験対策実績のある予備校のみ対象にしています。国家一般職対応ですと、クレアール、ヒューマンアカデミー
伊藤塾に向いているひと
伊藤塾は法律分野にとても詳しい予備校です。講師の大半も弁護士免許保持者です。
しかし、官公庁の内定率も非常に高く、国家総合職試験の授業も質が高いことで有名です。
法律区分で受験したい人
司法試験も同時に目指したい人
進路を少し迷っている人
伊藤塾の国家公務員講座の詳しいレビューはこちら。
\ 法律系髄一の強さ /
LECに向いているひと
LECは国家総合職だけでなく、その他の公務員試験や資格試験にも幅広く精通している大手予備校ですね。
老舗なだけあり生徒数も多く、積み重ねられた情報と卒業生とのネットワークは他の予備校と一線を違えています。
通信か通学か迷っている人
地方公務員などと掛け持ちしたい人
\ 大手の安心感求めるなら /
アガルートに向いているひと
アガル-トは最近人気急上昇の振興オンライン予備校です。圧倒的なコストパフォーマンスと無駄を一切省いた効率力な授業とテキストで実績を増やしてきています。
オンラインゆえ、忙しい人でも自分の好きなときに勉強ができます。
またアガル-トの魅力はオンラインの良さもありながら、ラウンジオプションという対面で講師がモチベーション維持やメンタルサポートをしてくれるシステムがあるところです。
オンラインながら孤独になることはありません。
独学と迷っている人
基本は自分で勉強できる人
個別指導をしっかりしてもらいたい人
アガルートの国家総合職講座の詳しいレビューはこちら。
\国家総合職・一般職など難関な内定先合格者210名!!/
TACに向いているひと
TACは国家総合職試験で合格者実績トップを走り続けている安心の大手予備校です。
LECと並んで比べられることも多いですが、国家総合職については一枚上手といえます。
また官庁訪問対策と模擬試験の室の高さは受験生の中でも有名です。
官庁訪問が不安な人
進路が明確に決まっている人
本気でキャリア官僚を目指す人
\ 合格者実績ナンバーワン/
国家公務員(官僚)の予備校4社 比較ポイント① 費用
まず、費用の安さでいうと下記の順位。
1位 アガルート
2位 LEC
3位 伊藤塾
4位 TAC
費用面で比較すると振興予備校のアガル-トが圧倒的安さでリードしました。
また、大学生のみ使えるクーポン
更に内定すると全額返金+お祝い金3万円を貰えるので、費用面では最も素晴らしい予備校といえるでしょう。
伊藤塾 | LEC | アガルート | TAC(Wセミナー) | |
---|---|---|---|---|
費用(税込価格) | 544,900円 | 540,000円 | 295,020円 | 539,000円 |
それでもお値段が厳しい人はアガルートの昨年度の講座なら3月27日まで30%オフ、なんとフルパッケージで20万円で買えちゃう。
こちらアウトレットセールはこちら
でも20万でも高いな、と思った方。
平均講座費用は50万前後。それなら長期的に見ればすぐ回収できるよ。
資格試験の予備校は、一般的に司法試験や公認会計士は約100万円、MBA受験は約200万円かかると言われているので、難関資格の中ではそんなに高い方でもないんだよ。
人事院の国家公務員試験採用NAVIによると、2023年の採用人数は文系では約125名の法律区分が一番多いので、今回は法律区分対策講座を対象として比較しました。参考:総合ガイド
今回はアガル-トに関してはオンライン(以下、通信)しかないので通信で、その他3社については通学で比較しています。
他の3社についてはだいたい同じくらいの価格ですが、各社が提供している割引きなどがありますので、そちらも比較してみました。
伊藤塾 | LEC | アガルート | TAC(Wセミナー) | |
---|---|---|---|---|
特典 | 2月末まで早割最大10万円オフ | 3月末まで早得最大10万円 | ・内定したら全額返金・視聴期限の近いものの割引 ・再受講割 ・大学生限定クーポン ・アウトレットセール | 春得キャンペーンで2月末まで7.7万円割引き |
TACは強気にほぼ割引きなしですね(笑)
だいたい毎年1月~4月に早く申し込むと割引きになるセールはしている予備校が多いです。
TACは入会金10,000円が別途必要になります。
また、LECは入会後に通学と通信の変更ができますが、TACは通学で申し込みをして、オンラインの授業を受けたくなった場合は別途21,000円必要となります。
LECは同じ値段のままで通学と通信の変更が可能ですが、DVD講座を申込の場合は別途追加料金が必要になります。
私の時代にはアガル-トはなかったので、30万円以下で予備校に通えるという言うのは羨ましいですね。
国家公務員(官僚)の予備校4社 比較ポイント② 実績
続いて合格者実績を見ていきたいです。
実績でいうと下記の順位。
1位 TAC
2位 伊藤塾
3位 アガルート
4位 LEC
合格者実績はTACが首位でした。
伊藤塾 | LEC | アガルート | Wセミナー(TAC) | |
---|---|---|---|---|
実績 | 内定率80.2% | 非公開 | 内定者210名 | 最終合格者233名 |
2次試験まで入れて最終合格者が158名というのはすごいですね!
また、各省庁に最終的に内定をとった実績も開示していて20省庁にも上りました。
また伊藤塾でも事細かく実績が開示されていて、とても信頼感ありますね。
内定に力を入れているところもポイントです。
アガル-トについては国家総合職の講座をオープンにしてからまだ間もなく、令和2年までは実績を公開していませんでしたが、令和5年度からは公務員の実績をどんどん伸ばしていて急成長中です!
こういうケースは実績がほしい所以の安い価格設定なのかもしれません。
資格スクエアの宅建講座のように、実績があがると一気に値上がりすることも予備校業界ではよくあること。
逆にアガル-トの公務員講座はいまが買いかも?
LECついては合格者多数とはあるものの、実は正確な数字の開示がなかったので最下位としました。
国家公務員(官僚)の予備校4社 比較ポイント③ 講座の内容・質
ここでは講座の内容を比較していきたいと思います。
講義の内容・質については、下記のランク付けにさせてもらいました。
1位 伊藤塾・TAC
2位 アガルート
また肌感覚になってしまいますが、私自身使ってみてのレビューや実際周りの受講生にきいた感想も入れています。
伊藤塾 | LEC | アガルート | TAC | |
---|---|---|---|---|
受講生 感想 | ・司法試験と同時に受けている人には向いている。
・法の授業の良さは予備校随一 | 2018年合格者満足度87% | ・利便性よし
・予備試験同様、テキストの質がよい | 授業の質が高く、受講生の成績も4社の中では高い傾向がある |
講師陣 | 法律系に強い講師陣多数 | 特別看板講師はいないが、どの先生もハズレなし | 講師の人数は正確には不明だが、他と比べると少数? | ・国家総合職を担当してくれる講師はハズレなし
・有料講座にはなるが平野先生がよかった |
テキ スト | オリジナルテキスト | オリジナルテキスト | ・オリジナルテキスト
・テキスト作成が得意な予備校で、質も評判◎ | ・オリジナルテキスト
・参考書など一切余分に買う必要なかった |
模擬 試験 | 模擬試験の記載なし | ・複数回無料模試がついている
・内容はTACのほうがよいという声あり | 模擬試験の記載なし | 無料模擬試験のレベルが高い |
論文 対策 | ・論文の添削はかなり丁寧 | ・論文の添削はかなり丁寧 | ・1人5通まで
・オンラインで添削 | ・添削が無限にできる
・添削をやってくれてるのが講師なのかアドバイザーなのかよくわからない |
通信 or 通学 | 通信 | 通学・通信アリ | 通信のみ | 通学・通信アリ |
細かくなるので各予備校別にそれぞれ見ていきましょう。
講座の内容・質 伊藤塾
伊藤塾は司法試験で最も実績のある予備校です。
法律区分で試験を突破しようと思っている、あるいは司法試験と掛け持ちで勉強している人にとっては最良の予備校といえるでしょう。
看板の伊藤先生を始めとし、講師陣の多さや質の高さは有名です。
ただし、司法系が強い分、経済区分やその他で受験しようとしている人にとってはあまりメリットがないかもしません。
私は法律区分ではなかったので、伊藤塾を選ばなかったけど法律区分で受験するなら伊藤塾!
講座の内容・質 LEC
面接対策をしっかりとやってくれるのが特徴で、1回1時間弱の模擬面接をしてくれます。
これは他の3校よりも丁寧な指導をしてくれるといえるでしょう。
授業についても実際に使っていた人も満足度は高いようでした。
また大手予備校なだけあり、総合職だけでなくその他の公務員試験にも精通しているのが特徴です。
コース全体としても2018年合格者満足度87%と高い水準でした。
講座の内容・質 アガルート
模試と添削の量が少ない点から最下位にしましたが、アガル-トの授業の質やテキストは評判がいいです。
また講師については特別看板講師を揃えている訳ではありませんが、使っている受講生の声をきくと満足度は高いようです。
国家総合職でも無駄がなく、受かるための最短ルートになっていると定評があります。
オンライン予備校のメリットを最大限に生かしたスキマ時間インプットにも優れています。
最難関の国家総合職コースでは週に1回の直接指導や不定期開催のゼミまで用意されており、合格まで受講生に最大限付き添ってくれます。
この値段でここまで充実しているなら、模試と添削だけ単発で大手予備校でとってアガルートにするのはかなりアリ。
私の時代にもアガルートがあったらこっちにしてる。
講座の内容・質 TAC
TACの講座、講師ともに良質です。そして最も内定者に選ばれている予備校です。
実績は一番ですが、少し気になるのが年々合格者が減少傾向にあることです。
使ってみた率直なレビューとしては、官庁訪問対策が秀逸でした。
通常予備校の授業は「捨てコマ」(=時間の無駄だから出ない授業)が1、2つくらいはでてきちゃうものなのですが、TACでは行かなくなった授業は私はひとつもありませんでした。
他の予備校は実際に自分が通った訳ではないので定量的に比較はできませんが、総じて授業への満足度は高かったです。
国家公務員(官僚)試験の予備校4社 比較ポイント④ 官庁訪問対策
比較ポイント最後は官庁訪問対策です!
個人的には、国家総合職試験で最も大事なのは官庁訪問なのではないかと思います。
最終試験を突破しても内定までとれるのはその中の4割という狭き門なのです!
もはや官庁訪問を制するものは国家総合職を制すると言えるでしょう。
ここでしくじるとどんなにいい点数を取れていても希望の官庁には入れません。
ただ忘れてはいけないのが、20年については感染拡大の影響で、この官庁訪問については大きく試験形態が変わったことです。
コロナの影響で、官庁訪問もオンライン化が進み通常とは違うスタイルに。
その変更点についても敏感に情報をキャッチすることが特に今年は大事。
以上の点から、ここの体験者のレビューは19年以前の口コミになりますので、今年とはちょっと違うということを留意ください。
官庁訪問 伊藤塾
伊藤塾では、官庁訪問前に講師カウンセリングを受講することができます。
内定をとることを最重要としていて、自分の言葉で志望動機が言えるようにカウンセリングも充実しているという声が多かったですね。
官庁訪問の方式は各府省庁によって個別面接、集団面接、グループディスカッションなど多岐に亘ります。
伊藤塾は司法試験向けの講師が多いため、そういった官庁訪問向けの各省庁の専門的な情報という意味では、TACには劣るかもしれません。
官庁訪問 LEC
LECは、老舗の大手予備校なだけあり、情報量には期待できます。
ただし、やはり司法書士などの法律系の資格に強い予備校ということもあり、国家公務員試験の強いパイプがあるかという点については疑問です。
困ったときにはLECの面接データベースや合格者アドバイザー相談なども利用できます。
官庁訪問 アガル-ト
19年までは官庁訪問対策には不安ありと私自身記載していましたが、20年以降改善され通常のコースにも官庁訪問対策が含まれている事がわかりました。
また25年受験向けには月1回のオンラインカウンセリング・添削がつき、もはや最も手厚い予備校とも言えます。
まずインプットについては、オンライン講座で各省庁の情報収集をします。アガル-トは実践編を申し込んだ場合、模擬官庁訪問を体験できます。
ただし、この模擬面接は1回1時間になります。志望動機のブラッシュアップには1回ではやや弱いと思うかどうかはかなり本人によります。
というのは、私自身は予備校で最初のブラッシュアップに使った1時間で、ほぼ官庁訪問対策の骨格の9割を作ることができたといっても過言ではない。
また、アガル-トはまだ新しく実績もそんなにないと予想されていましたが、近年では霞が関のOBとのパイプがありそこから各省庁から鮮度の高い情報を仕入れるような仕組みをつくっているようです。
官庁訪問 TAC
他の予備校は使っていないので比較はできないですが、実際に私自身がTACを使ってみて、一番よかったなと思ったのはこの官庁訪問対策です。
特に志望動機対策は、カウンセリングで丁寧に掘り下げてブラッシュアップしてくれるので、過去の経験とやりたい仕事を明確に結びつける事ができました。
また各省庁の専門的な情報が多いですし、各省庁の採用担当の説明会が開催される機会が多くあります。
また、同じ志望官庁の受講生と知り合うこともできるので、待ち時間が長くて一人では心細い実際の官庁訪問でもTAC仲間を見つけられて安心した。
カウンセリングが最も良かったポイントで、面接で自分自身のことについて聞かれたときは全く迷うことなく答えられます。
官庁訪問 まとめ
正直試験対策は他の予備校とも大差ないかと思うのですが、原課面接や人事との面接でその場で考えなければならないといけない質問に頭のキャパを残せたことが最大の勝因かと思います。
官庁訪問は心身ともに消耗しますので、仲間やアドバイザーに相談したりする息抜きも大事。心して臨みましょう!
国家公務員(官僚)試験の予備校4社比較 まとめ
今回は合格者の観点から予備校を比較してみました。
国家総合職の予備校って実はあまりないですよね。
もし迷ってしまった人は資料請求したり無料相談してみるのもてみるのも手です。
その予備校のことだけでなく、国家公務員試験全体について教えてもらうことができるのでおすすめです。
いつもラインやオンラインで手軽に相談できるので、出不精の私はアガルートに相談することが多いです。
1年から2年の長い付き合いになるので、予備校選びはもちろん大事です。
ただし、忘れては行けないのは頑張るのは自分次第。予備校をどう使うかも自分次第ということです。
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