アガルートの土地家屋調査士講座って大手予備校より安いけど、実際の評判は?
という悩みを解決します。
アガルートアカデミー
今回は、2022年最新のアガルートの土地家屋調査士講座についてまとめていきたいと思います。
アガルートは最強のコスパながら合格実績を着実に伸ばし、いま最も注目されている新興オンライン予備校。
2022年版はなにが変わるのかアガルートの方から色々聞いちゃったよ。
- アガルートの土地家屋調査士講座の受講を検討している人
- アガルートの土地家屋調査士講座の口コミが気になる人
では早速、見ていきましょう。
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アガルートの土地家屋調査士講座について
結論、アガルートの土地家屋調査士講座はコスパ最強ながら実績もある予備校です。
ただし、コースの種類が多いので自分に合っているものを見極める必要があります。
アガルートっていっぱい講座あって何選べばいいか正直よくわからない。
という人のために、まずはアガルートの土地家屋調査士講座のカリキュラムとその他パックコースについて詳しく見ていきましょう。
その他、土地家屋調査士の予備校・通信講座比較はこちら。
アガルート土地家屋調査士講座 カリキュラム
カリキュラム形式のコースは、初めて土地家屋調査士試験の勉強をする人が1年で合格するために必要なすべての学習内容が詰め込まれたものです。
それぞれ受講生のレベルに分けて、初学者、中級者向けになっています。
講座名 | 対象 | 税込価格 | 測量士補 |
---|---|---|---|
入門総合講義 | 初学者 | 184,800円 | – |
入門総合カリキュラム | 初学者 | 272,800円 | – |
入門総合カリキュラム (USBオプション付) | 初学者 | 359,700円 | – |
ダブル合格カリキュラム | 初学者 | 305,800円 | ◯ |
ダブル合格カリキュラム (USBオプション付) | 初学者 | 414,700円 | ◯ |
演習総合講義 | 学習経験者 | 184,800円 | – |
演習総合カリキュラム | 学習経験者 | 272,800円 | – |
演習総合カリキュラム (USBオプション付) | 学習経験者 | 327,800円 | – |
初学者向けのカリキュラムは土地家屋調査士と併願する受験生が多い、測量士補試験に対応している講座もあります。
「入門総合講義」にはインプット講義しか含まれていません。過去問解説や定規の使い方講座、記述のアウトプット講義も入った基本のカリキュラムは「入門総合カリキュラム」です。
0から土地家屋調査士の受験を始めようって言う人は「入門総合カリキュラム」を選んでおけば間違いない。
また、USBオプションの有無で結構値段が違いますが、これは音声講義とテキストを自分のデバイスにダウンロードできる機能です。
USBにオプションがあると視聴期限を気にせずにダウンロードしておけば永遠に講義が聴けるのね。
さらにこのどのコースにもオプションで「合格ゼミ」と呼ばれる択一と記述の集中対策講座をつけることが可能です。添削アリは66,000円、添削なしは33,000円とちょっとお高めですが直前に補強したい人には便利です。
残念ながら通学型はなく、すべて通信です。
決まった時間に受講せねばならない煩わしさはありますが、自分ひとりでモチベーション維持できない人も決まった時間に他の受験生と勉強ができるので孤独な学習のペースメーカーとして使えますね。
アガルート土地家屋調査士講座 単発講座
アガルートの土地家屋調査は単発講座も非常に充実しています。
すでに学習経験者は苦手科目だけ補強したい場合は、カリキュラムまるごと購入しなくて好きな講座を追加できるのは魅力的ですね。
講座名 | 担当講師 | 税込価格 |
---|---|---|
過去問8年分完全解説講座 | 中里 | 21,780円 |
択一式過去問解析講座 | 中山 | 54,780円 |
記述式過去問解析講座 | 中山 | 54,780円 |
記述式過去問実演講座 | 中里 | 27,280円 |
新・定規の使い方講座 | 中山 | 27,280円 |
「中山式」複素数計算 | 中山 | 21,780円 |
書式ひな形対策講座 | 中山 | 38,280円 |
実践答練 前半6回 後半3回 | 中山 | 87,780円 49,500円 |
不動産登記法総論〈狙い目〉講座 | 中里 | 16,280円 |
※敬称略
ここまで細かく単発講座の取り揃えがあるのは大手予備校並ですね。受験生の多くが苦手に感じる作図や計算など細かく分かれているので自分の苦手科目だけ集中的に補強するのに役立ちます。
過去問解析と新・定規の使い方の講座は入門総合カリキュラムのパッケージにも含まれていますが、それだけで不足していると感じる人は、実演講座や実践編でレベルアップを図りましょう。
さらにアガルートがすごいのが、単発講座の他に個別指導もあるよ。
中山先生と中里先生を独り占めできる「マンツーマン指導」という個別指導のオプションが登場しました。
これは原則としてアガルートの教材ベースの対応になりますが、その時間は自分の苦手科目の補強や添削をお願いしたり記述式の作図・計算の指導など、柔軟に活用することができます。
講座の種類についておわかりいただけたところで、実際の口コミよりメリット・デメリットに分けて見ていきましょうね。
アガルート土地家屋調査士講座 メリット
アガルートの土地家屋調査士講座が他の予備校と比べて特に優れている点は下記3つです。
- 合格実績
- 価格が安い
- 講義とテキストがわかりやすい
ではそれぞれ説明させてください。
メリット① 合格実績
アガルートの土地家屋調査士の合格実績は業界トップクラスです。
その合格率は34.1%。
予備校名 | 実績 |
---|---|
東京法経学院 | 合格者191名 |
アガルート | 2019年全国平均の3.52倍 受講生合格率34.1% |
LEC | 合格者の声多数 実績非公開 |
日建学院 | 合格者の声あり 実績非公開 |
土地家屋調査士で有名な東京法経学院に人数では負けているものの、他の大手予備校が実績を非公開にしている中、全国平均の3.52倍という素晴らしい実績があります。
しかもアガルートの土地家屋調査士講座は2018年に開講したばかり。すでに3人に1人受かるなんてこれはすごいとしか言いようがない。
土地家屋調査士の合格率は全国平均が9.68%という超難関資格なので、アガルートを使えばそ3倍以上受かりやすくなるということですね。
メリット② 価格が安い
アガルートの2つ目の強みとして、教材や講義の質を保ちつつも価格がリーズナブルなことです。
他校と比べてみましょう。
予備校名 | 代表講座名 | 税込価格 |
---|---|---|
東京法経学院 | 2021 新・最短合格講座 【DVD総合】 | 37,6200円 |
アガルート | 入門総合カリキュラム | 272,800円 |
LEC | 2021年合格目標 フルコース【通信】 | 352,000円 |
日建学院 | 本科コース | 418,000円 |
いままで土地家屋調査士講座を取り扱う予備校はそんなになく、価格帯もだいたい同じくらいでした。今回、アガルートが新しく土地家屋調査士に参入したおかげで、従来の30%くらい安く予備校に通えるようになりました。
いままでは通学型の予備校がメインだったけど、オンライン予備校という選択肢が増えたこともこのご時世においては大きい。
また、アガルートはオンライン予備校と通学型予備校のハイブリットを目指しています。
基本はオンラインのPC上での視聴がメインになりますが、マンツーマン指導やゼミのオプションをつけられたりするので対面の授業が肌にあっている人の要望にも答えられます。
またFacebookのグループ上で質問ができたり、勉強仲間とSNSのように切磋琢磨できたりするアガルートアカデミーもあるので、オンラインだからといって孤独になりません。
テキストに関しては、良質なテキストで有名なアガルートのことですから心配ないと思いますが、専属の講師が作成に携わったオリジナル・バージョンが製本で配布されます。
そういう意味で、あらゆる人に最適化されたバランス型の予備校ですね。
メリット③ 講義とテキストがわかりやすい
アガルートの土地家屋調査士講座は他校と比べると安いですが、安かろう悪かろうではありません。
対面でのサポートはオプションをつけなければなかったり、会場模試がなかったりなど、不足している部分もありますが、予備校選びで一番重要な講義とテキストはわかりやすいと評判です。
講座を担当する中山先生は独学で土地家屋調査士試験に1位合格し、元はLECで教鞭を撮っていた実力者です。
さらに中山先生は講座の主担当でありながら、更にアガルート社員でもある。
予備校の講師は通常は委託業務なので、その会社の社員と兼任するのは珍しいですがアガルートの場合は講座の企画段階から講師が一緒にカリキュラムを作成し、教材作成に携わるのでとてもわかりやすい作りになっています。
予備校によくある、講師本人が作っていない答案解説なんてことがないのか。
また、テキストについては土地家屋調査士講座では初めてのフルカラー。
薄くてシンプルなテキストは、良質でオリジナル・バージョンが製本で配布されます。
アガルート司法書士講座 デメリット
次にあえてアガルートが足りないなと思う点をあげていきますね。
デメリットはこの3点です。
- 講師が少ない
- 会場で受けられる模試がない
- オンラインのみで完結できない
順番に見ていきましょう。
デメリット① 講師が少ない
残念ながらアガルートの土地家屋調査士講座の担当講師は多くはありません。
現在は、中山先生と中里先生のみ。この辺は大手の東京法経学院などと比べればだいぶ少ない。
たくさんの講師から自分の相性のいい先生を見つけたいという人には不向きです。
ですが、前述したとおりアガルートは講師の引き抜きに力をいれており、中山先生も中里先生も生徒からわかりやすさに定評がある人気講師です。
この二人の実力に関しては不安に思う必要がないでしょう。
ただし、講師の解説の仕方や話し方の癖が生理的に嫌いじゃないかどうかは事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
アガルートの土地家屋調査士講座は開講して日が浅いので、これから講師が増えていく可能生は多いにありますね。
実際にアガルートの行政書士講座では実績が伴ってからは生徒数も増え、講師の増員されました。今後に期待したですね。
デメリット② 会場で受けられる模試がない
オンライン予備校や通信講座には共通することですが、アガルートには会場模試がありません。
アガルートにはアウトプットとして自分で時間を図り自宅で行う模試が付属されています。
ただし、本番さながらの環境で他の受験生と一斉に行う会場での模試は付属されていません。
やはり本番前に会場模試を受けておきたいという人は模試だけは大手予備校で購入する必要あり。
やはり土地家屋調査士の模試の正確性で評価が高いのは東京法経学院でしょう。
受験生の数と模試の結果の忠実性でいうと、圧倒的に東京法経学院を押す受験生多数。
模試に関しては追加できるしね。
デメリット③ オンラインのみで完結できない
オンライン予備校ながら、アガルートは紙テキストでの勉強が必須になります。
アガルートは紙テキストに講義で学習した内容を書きこんだり、ノートを作成したりする従来の勉強方法を推奨しています。
昔ながらの机に向かった勉強や手書きノートが好きな人には合ってるよね。
例えば、他の通信講座のようにPC上やスマホのみで勉強を完結したいタイプの人には向いていません。
ただし、これは土地家屋調査士に関してはその他の予備校もマルチデバイス対応はあまり進んでいません。オンラインで勉強するということに関してはこれからに期待です。
オンラインで講義は聞けるけど、パソコンだけでは勉強できないので、外で勉強するには重いノートやテキストを持ち歩くのが必須だった。
でしたが、2021年にアガルートにはデジタルライブラリーが登場!
デジタルライブラリーとはテキストだけがオンライン上で見れるKindleのようなものだそうです。
これはまだ搭載されていない機能ですが、今後ライブラリー上で判例がコピーペーストできるようになったり、付箋つけたり、コメントしたりできるようになる可能性高いそうです。
今まではテキストデータがオンラインのスライド上でしか確認できなかったけど、タブレット、スマホ対応が可能になったのは大きな改善点ですね。
アガルートの土地家屋調査士講座の口コミ・評判は? まとめ
いかがでしたでしょうか?
アガルートはコスト、質などを考えると非常にバランスの取れた講座ですよね。
良くも悪くもコースがたくさん種類があるので、自分の学習状況に応じて合っている講座を選ぶ必要があります。
もう一度、メリット・デメリットをまとめておきます。
- 合格実績
- 価格が安い
- 講義とテキストがわかりやすい
- 講師が少ない
- 会場で受けられる模試がない
- オンラインのみで完結できない
オンライン予備校を使って気軽に家でも勉強ができる時代はとてもありがたいですよね。
外出を控えたいこの時期にがっつり家でスキルアップするのも手かもしれないですね。
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