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難関資格マニア
30代社会人の難関資格マニア。
東大→LBS MBA卒。
国家総合職(国家公務員試験)上位合格者。
現在、海外駐在と育児をしながら司法試験予備試験受験生。
過去に大手予備校、独学、浪人、オンライン予備校すべて経験あり。

簿記のおすすめ通信講座・スクール6社比較【2024年最新版】

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悩んでる人

簿記は独学で目指せる?
通信講座を使うならおすすめの学校は?

簿記検定は1~3級の試験があり、1級こそ半年くらいの勉強時間が必要になりますが、3級くらいであれば大学生なら1~2ヶ月で合格を目指せます

スクロールできます
簿記検定目安勉強時間2020年度の合格率
1級500時間~1,000時間7.9%
2級100~300時間8.6%
3級50~70時間67.2%
参照:商工会議所
れみ

簿記1級を目指す場合は独学での一発合格率は一気に下がるので通信講座を使うのがおすすめ。

簿記3級までは独学で目指す人が8割ですが、2級からは難易度が一気に上がるので通信講座などに頼るのが一般的です。

そこで、簿記検定の受験生に人気の通信講座やスクールを6社を比較してみました。

この記事に向いている人
  • 簿記検定の通信講座を簡単に比較したい人
  • 自分にあった簿記検定の学校を知りたい人
目次

簿記検定 通信講座・スクール6社を比較

今回比較の対象とした予備校は下記です。

会計系といえば王道の2台巨頭予備校、資格の大原TAC

低コストが魅力の通信講座スタディング・クレアール

あらゆる講座で評判と実績が高い通信講座のフォーサイト

会計に特化にしたWEBスクールのネットスクールを対象にしました。

  1. 資格の大原
  2. スタディング
  3. フォーサイト
  4. ネットスクール
  5. クレアール
  6. TAC

では早速、それぞれの予備校について簡単に概要から見ていきましょう。

簿記 通信講座・スクール① 資格の大原予備校・通信講座① 資格の大原

  • 合格実績を開示しているので安心
  • 入学金などのかかるコストは高めである。
  • 全国どこにでも教室があるので、通学スタイルで使いやすい
  • もともと簿記専門学校としてスタートしただけあり、簿記、会計に強い
れみ

会計系といえばまず最初に誰もが考える有名校。

受験仲間を作りやすい環境もので、仲間と切磋琢磨したい人に向いているといえます。

\ 総合格者数 1,808名 /

簿記 通信講座・スクール② スタディング

  • 受講料が大手予備校の1/3ほど
  • スマホでスキマ時間学習から学習計画まで立てられる
  • 1科目づつ購入することができ自分のペースで学習できる
  • 冊子版テキストは付属市内が、模試問題は3回分含まれる
れみ

コスト面で圧倒的に優れている予備校。月々払いの分割支払いが可能なところも金銭的に厳しい受験生の味方。

21年の8月から待望の1級講座も開講されました。

スタディングのクーポン・割引情報はこちら。

\9月末まで11,000円オフ /

簿記 通信講座・スクール③ フォーサイト

  • テキストが図解が多くわかりやすい
  • 合格率が毎年上がっており、実績に自信あり
  • リニューアルされたeラーニングシステムManaBunの評判がよい
  • 講義自体は多くないが、テキストだけでもわかりやすい解説になっている
受験生

どちらかといえば法律系に強いのがフォーサイトだけど、簿記講座もきちんと実績があるので安心。

フォーサイトのクーポン・セール情報はこちら。

\ フォーサイト生の合格率8倍 /

簿記 通信講座・スクール④ ネットスクール  

  • リアルタイム講義と録画講義の両方を視聴できる
  • 専用のSNS機能で他の受験生との交流や質問も可能
  • WEBショップでも購入できるテキストの図解がわかりやすい
  • 2000年に大手TACの講師が開講したオンラインスクール
受験生

知名度は低いけど、簿記ではコストも安く実績もある学校。
本屋さんでも買えるテキストが独学受験者にも人気。

オンラインスクールだけどライブ授業中に講師に直接チャットで質問したり反応できるという機能が他の予備校にない機能で面白いですね。

\ ライブ授業が面白い/

簿記 通信講座・スクール⑤ クレアール

クレアール
  • 担任制でサポートも安心。
  • 料金・価格がリーズナブル。
  • 1級の工業簿記は人によっては合わない人も。
  • 教材を講義担当の講師が一貫して管理している。

1級の工業簿記がやや難しいという声もありますが、2,3級の講義については評判がいいです。

また通信講座としては珍しい担任制でサポートがあり、質問も無制限に24時間いつでも出せるのでモチベーション維持が不安な人には向いています。

\資料請求でクーポンゲット /

簿記 通信講座・スクール⑥  TAC

  • 講師の評判が受講生によい。
  • 財務会計系に強い大手予備校。
  • 講義時間が長いので、挫折していまう生徒も。
  • 値段は高いけど講義の内容もサポートも充実している
れみ

国家総合職試験でTACに実際にお世話になったよ。サポート体制もよく、講師のレベルが高いと評判なのがTACの特徴。

税理士や公認会計士といえば資格の大原とTACと言われるくらいの実力校です。

ゼロから網羅的な知識をしっかりとつけたいならばTACが安心です。

\会計系大手の実力校/

税理士 予備校・通信講座 比較ポイント① 価格

では早速各社の簿記講座のコースの値段を見ていきましょう。

今回は簿記1級、2級、3級の講座に分けて料金を比較しました。

とはいえ、簿記1級について対応しているスクールは資格の大原ネットスクールクレアールTACのみでしたが21年8月からスタディングでも1級講座を開講されました。

スクロールできます
予備校名簿記1級
税込価格
簿記2級
税込価格
簿記3級
税込価格
その他特典キャンペーンなど割引期限
資格の大原152,200円67,100円24,500円要入学金6,000円
スタディング 64,900円
(53,900円)
19,778円
(17,578円)
3,828円合格お祝い金アマゾンギフト券3,000円11,000円オフ9月30日
フォーサイト39,600円
(35,800円)
16,800円
ネットスクール124,000円38,000円9,000円
クレアール132,000円
(92,400円)
53,000円
(38,280円)
14,800円(10,360円)早期割引7月31日
TAC249,500円
(23,300円)
71,000円25,400円要入学金1万円
1級合格の場合全額返金
DVD通信割引キャンペーン7月31日
参照:
資格の大原【合格コースWEB通信】
TAC【本科生WEB通信】
スタディング【合格コース】
フォーサイト【バリューセット】
クレアール【簿記パック講座 WEB通信】
ネットスクール【標準コースWEB講座材込】
※(赤字)割引き価格は販売時期によります。
※値段はWEB、DVD、通学、映像通学の受講形態によって多少前後します

圧倒的に安いのはスタディングです。簿記3級については独学で教材を揃えるよりも安いくらいですね。簿記3級と2級を同時に目指すセットだとさらにお買い得です。

次に簿記2級講座が3万円台で学べる、フォーサイト、クレアール、ネットスクールが並びます。

フォーサイトクレアールは早期割のうちに購入できた場合はさらにお得です。

れみ

簿記1級講座では多くのスクールが値段が跳ね上がる中、クレアールの10万円以下という値段は安い。

大手予備校のTAC資格の大原はやはり強気のお値段です。

簿記2級3級を同校で受講していると1級講座の割引きがありますが、それでもコストは一番かかる予備校ですね。また、簿記3級をこの2校で受講するのはちょっと高すぎるかなという印象です。

受験生

TACと大原の2強に関しては、簿記1級を受けるなら考慮にいれても・・ということか。

この2校についてはさらに入学金も別途必要になります

★5つ段階で評価するとこんな感じでしょうか。

資格の大原   
スタディング 
フォーサイト  
ネットスクール
クレアール  
TAC     

では実際の中身はどうなのでしょうか。

講師・質・実績の順番で見ていきたいと思います。

税理士 予備校・通信講座 比較ポイント② 講師

今回は各予備校の紹介などで講座担当講師として紹介されている数のみで比較します。講義を担当する講師以外にも教材の企画作成に関わる講師は何名か別にいらっしゃる予備校も多いです。

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予備校名講座担当講師数代表講師
資格の大原不明確認中
スタディング約2名竹原、今井敏郎
フォーサイト約2名小野、大野
ネットスクール約3名桑原、中村雄行、藤本拓也
クレアール約3名川本、山田和宗
TAC約54名小野木、神杉、上垣
※敬称略・オフィシャルHPの講師紹介参照

一番講師人数が充実しているのはTACでした。さすがに会計系に強い大手ですし、そもそも人数の多い簿記論の講師にこまることはなさそうです。TACの財務会計系の講師陣の評判は受講生からも満足度が高いです。

資格の大原に関しては簿記講座専任講師の詳しい情報は見つけられませんでした、その他税理士講座の講師は簿記論だけでも全国数十名いるので講師人数についてはまず問題ないと考えられます。

スタディングの竹原先生はスタディングでは珍しく女性講師で、簿記を始め税理士試験も合格されアメリカの監査法人や外資コンサルのキャリアをお持ちのハイスペです。説明は無駄がなくコンパクトにまとめられているのが特徴です。

れみ

ネットスクールの桑原先生にお世話になったという受験生も多数。

ネットスクールの桑原先生はファンも多く、授業はわかりやすく楽しいと評判です。

資格の大原   
スタディング 
フォーサイト  
ネットスクール
クレアール  
TAC     

税理士 予備校・通信講座 比較ポイント③ 質

内容・質は最も重要なポイントですよね

それでは、講義の内容と口コミの2つのポイントから予備校講座の質を見ていきましょう。

税理士 予備校・通信講座 講義の内容

ここでは、代表的なコースを取り上げて講義時間などを比較してみました。

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予備校名1級
講義時間
2級
講義時間
3級
講義時間
オリジナル
テキスト
質問模試
資格の大原全65回全39回全17回
スタディング167講義
43講義
約15時間
19講義
約6時間

(ただし冊子版テキストはなし)
×
フォーサイト約27時間約11時間

回数制限あり
ネットスクール全54回全38回全19回
クレアール約135時間約46時間約30時間
パックの場合はなし
TAC全95回全48回全22回

※講義時間数は21年7月時点で公式HPに掲載のある時間です

講義時間は講義によって多少前後あありますが、大原は一コマ100分以内、TACは約2時間45分とされています。

仮に1コマ2時間45分として計算すると最もボリュームがあるのはTACです。

資格の大原はTACよりは効率的なカリキュラムになっていますが、常駐の講師に質問できたりと充実の内容です。

簿記3級でも結構な講義時間があるので基礎からしっかり勉強できそうです。

れみ

一方で勉強量が多いという人も多いのが資格の大原とTACです。

ネットスクールクレアールは大手2校よりはコンパクトなカリキュラムですが、合格には十分な講義量やアウトプットもあるためバランスが良い教材です。

クレアールは通信講座にしては学習カルテの作成から相談まで希望すれば電話ででき、また質問も無制限です。答練については簿財どちらかから選べるスタイルでした。

悩んでる人

ネットスクールはオンデマンド講義なので、講義中に質問もできるし受験勉強で孤独になることがなさそう!

最も講義時間が少ないのはスタディングです。1級の講義時間については21年9月時点では公開されていません。

スタディングとフォーサイトは基本はテキスト中心に自分で勉強し、講義で補強していくスタイルの通信講座なので講義の時間自体は短めです。

フォーサイトは簿記以外の講座でも講義時間は他校と比べて短いですが、問題演習とテキストがしっかりしているのでそれだけでも自分で勉強できるタイプであれば、ちゃんと合格できるという声も多いです。

スタディングは質問ができなかったり紙のテキスト(WEBはあり)は有料だったりはしますが、それでも他校と比較して抜群に安いので仕方ないとも言えます。

では、実際の口コミを見ていきましょうか。

税理士 予備校・通信講座 講義の良いところ・悪いところ

ここでは各予備校のよいところ、悪いところをまとめました。

友人などの口コミやSNS、ブログ上の口コミに加えて、各予備校の該当HPの情報と合わせて個人的に総合判断しています。

スクロールできます
予備校名口コミ
資格の大原〇圧倒的な実績を誇る安心感
〇テキストと講義が完全にリンクしている
〇簿記の大原というだけあり、講座がわかりやすい
×スマホなどで勉強しにくい
×結構スパルタなのでしんどい
×電卓代などの細々お金がかかる
スタディング〇講座料金が圧倒的に安い
〇ツールで反復学習から学習計画、自分の苦手まで分析できる
〇移動が多い人にとっては全てをオンラインで管理できるので便利
×受講生のサポートは特にない
×講義時間が少ないので2級以上はやや不安
×演習問題が少ないので、問題集などの追加が必要かも
フォーサイト〇苦手な人が多い工業簿記の講義もわかりやすい
〇テキストだけでもわかるように解説されている
〇スマホで講義もテキストも見られ、さらにManaBunで問題演習もできる
×要点は絞ってあるので網羅的ではない
×講義時間は他の予備校に比べると少ない
×基本は講義ではなくテキストで自分で勉強するスタイル
ネットスクール〇テキストに図や例が多くわかりやすい
〇通信ながら、ライブ配信もあり個別の質問にも回答してくれる
〇授業中のチャット質問も、あとからの電話質問も24時間可能で安心
×オフライン再生できない
×紙テキストに書き込む方式で勉強したい人には不向き
×ライブ授業が強みなので、自分の好きな時間に受けたい人には不向き
クレアール〇簿記1級講座が最安値級
〇価格に対して内容は充実
〇効率的なカリキュラムなので時間のない人に最適
×質問メールへの返信が遅い
×答練、公開模試についてはオプション
×出題傾向の少ない範囲についてはかなり手薄
TAC〇受講生の講師満足度が高い
〇講師に実務経験者が多いため生きた知識が学べる
〇講師が直接作成に携わる教材の質が高く、反復学習が効率的にできる
×通信講座だとしても金額が高い
×人気講師の授業はすぐに満席になる
×3級でも結構勉強させられるのでしんどい
※これらは該当予備校のHPの合格者の声、実際の該当試験受験者友人等からの口コミ、クラウドソーシングを利用してのアンケート調査、SNS、ブログ上の口コミ、Yahoo!知恵袋などの情報から総合的にまとめています。

いかがでしたでしょうか?

口コミはどこの予備校も賛否両論はありますね。

資格の大原   
スタディング 
フォーサイト  
ネットスクール
クレアール  
TAC     

税理士 予備校・通信講座 比較ポイント④ 実績

では実際各社の実績の比較を見ていきましょう。

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予備校名合格実績
資格の大原1級合格者110名
2級合格者791名
3級合格者907名
スタディング非公開
合格者の声多数
フォーサイト2級合格率91.3%
(全国平均の約2.98倍)
ネットスクール2017年ネットスクール生の合格率
1級14.8%
2級約80%
3級約70%
クレアール非公開
合格者の声2名
TAC非公開
合格者の声多数
※オフィシャルHPの合格者の声参照

まず合格実績を何かしらの数値で公表しているのは資格の大原フォーサイトの2校でした。

ネットスクールも実績を公表していますが2017年以降の更新はありませんでした。

フォーサイトは全国平均合格率が8.6%と低かった21年2月試験でも、フォーサイト生の合格率は69.7%と全国平均の約8.1倍でした。

21年11月の試験では比較的易化し、フォーサイト生の合格率は91.3%とさらに実績を伸ばしました。つまり受講生のほとんどが合格しているという驚異的な実績です。

受験生

フォーサイトは試験の難易度に関わらず毎年高い合格実績があるので信頼できる。

ネットスクールは直近の実績は不明ですが、2017年までは全国平均よりも低い実績だったとしても公表しているので信頼できる数字といえます。詳しくはネットスクール合格実績へ。

資格の大原は受講生も多いはずなので、合格率自体はわかりませんがこの結果から判断すると簿記合格者の実績最多と言えそうです

フォーサイトにはぜひ簿記1級の講義も開講してもらいたいですね。

一方で、その他の3社は合格者の数字は残念ながら非公開です。

スタディング、クレアール、TACも合格者の声は実名付きで掲載されているので、何名も合格してるのはわかります。

だとしても合格率などの開示はないので、実際にどのくらいの生徒が合格しているのかははっきりわかりません。

個人的にはTACの生徒で合格者もよく聞くので、近いうちに開示されるのではないかと思います。

この3社については判断不可で★1つにしました。

資格の大原   
スタディング 
フォーサイト  
ネットスクール
クレアール  
TAC     

簿記 通信講座・スクール 6社比較 まとめ

今回は簿記検定の通信講座・スクールで人気が高く、実績・コスパにおいてそれぞれ優れている6社を紹介しました。

それぞれ違った良さがあるので自分のスタイルに合ったものを見つけられるといいですね。

個人的には下記がおすすめです。

簿記3級:独学・スタディング
簿記2級:フォーサイト
簿記1級:ネットスクール

スクロールできます
予備校名実績重視コスト重視社会人学生再受験者サポート重視
資格の大原×
スタディング×
フォーサイト
ネットスクール
クレアール×
TAC×

ですが、万人受けする予備校というのはないのでその人に合った予備校を選ぶことが合格への近道になります。

ゼロから効率的に簿記2級を目指すなら、実績のあるフォーサイトがおすすめです。

\ 合格率脅威の91.3% /

簿記1級を目指すなら結構な知識量と根性が必要になるので、コスパとカリキュラム効率を兼ね揃えたネットスクールが魅力的です。

\ ライブ授業が面白い/

自分に合った予備校選びの一助になれば幸いです。

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