USCPAといえばアビタスって聞くけど、実際の評判は?
アビタスで合格できるの?
という悩みを解決します。
アビタス
- アビタスのUSCPA講座の受講を検討している人
- アビタスのUSCPA講座の評判が気になる人
今回は実際にアビタスを受講し合格したSabuさんにアビタスの評判を聞きました。
Sabuさんは働きながらアビタスに通いUSCPAのライセンス取得されました。
Sabuです。2017年8月にUSCPAの全科目合格を達成しました試験の結果は、FAR82 REG79 BEC83 AUD87でした。
Regulationは苦手で1回落ちました。他の科目は1回で受かって合計で1年弱かかりました。
実際に2018年にワシントン州でライセンス取得しています。
\米国公認会計士ならアビタス/
では早速、見ていきましょう。
アビタスのUSCPA講座について
結論、アビタスのUSCPA講座は短期で合格したい会計初学者に最適です。
1年ほどで合格することができたのもUSCPA合格のノウハウやナレッジがつまったアビタスの講座で要点を押さえながら勉強できたおかげかと思っています。
アビタスの講座の価格は少々お高めなのですが、その分テキストの内容がわかりやすく充実しています。
アビタスの他はどこの予備校を検討しましたか?
アビタスの他にTACを検討しましたが、TACよりもアビタスのほうが授業の構成やテキストの作りが好みだったので、アビタスに決めました。完全に自分の第一印象を信じて入校を決めました(笑)
一つひとつの授業のコマがスモールにコンパクトにまとめられていて、スキマ時間や週末を使って効率的に勉強を進めることができるアビタスがSabuさんには合っていたようですね。
その他、USCPA(米国公認会計士)の予備校・通信講座比較はこちらでもまとめています。
では早速、まずはアビタスのUSCPA講座のコースについて詳しく見ていきましょう。
アビタス USCPA講座 カリキュラム
基本的にアビタスのコース内容自体は1つです。違いは単位認定試験が何単位分ついてくるかのみになります。
単科でのコースはありません。
講座名 | 税込価格 | 対象 | 基礎講座 | 過去問講座 |
---|---|---|---|---|
USCPAプログラム フルパック | 768,500円 | 初学者 | ○ | ○ |
USCPAプログラム ライトパック | 569,000円 | 初学者 | ○ | ○ |
アビタスのUSCPAプログラムライトパックには単位が6科目分(会計またはビジネス15単位分)含まれています。
商学や経済部などに所属していて概ね関連する単位は取得しているが、少々単位を補充する必要がある方にはライトパックで十分です。
私は商学部に所属していて単位補充は少しで良かったのでこのライトパックにしました
一方で、商学や経済部といったビジネス学部以外に所属していて必要単位を多く取る必要がある方についてはUSCPAプログラムフルパックがおすすめです。
フルパックには、単位が19科目分(会計29単位、ビジネス24単位)含まれます。
USCPAは追加単位取得がどれくらい必要かによって、受験にかかる費用が大きく変わってきてしまうんですね。
USCPAでは州によって単位要件が定められており、試験を受験する前に必要単位を取得する必要があるためです
例:ワシントン州の場合
- 必要取得単位数は150単位(そのうち会計単位 24単位、ビジネス単位 24単位)
- 大学の単位で足りない分について補う必要があり。
- 別途講義の受講と単位認定試験を受験することにより不足単位を補うことができる。
単位を単発で買うこともできるのですが、割高になってしまうため予め必要単位を多く取ることが予めわかっている場合には、最初からフルパックにしておくことをおすすめします。
テキストは参考までにこんな感じでしたね。
講座の種類についておわかりいただけたところで、実際の口コミよりメリット・デメリットに分けて見ていきましょう。
アビタス USCPA講座 よい口コミ
LECの土地家屋調査士講座が他の予備校と比べて特に優れている点は下記3つです。
- サポート期間が5年あること
- 短期で効率的に合格を狙えること
- コンテンツがオリジナルで見やすい
ではそれぞれ説明させてください。
メリット① サポート期間が5年あること
通常USCPA講座はコース期間というものが決まっており、2年あたりに設定されていることが多いです。
一方で、アビタスでは5年という長い期間をサポートしているのが魅力的です。
USCPAの受験勉強は仕事と両立している方も多いです。仕事が忙しくなってしまったり家庭の事情などで勉強時間を確保するのが難しくなることもあるでしょう。
USCPAは実際取得までに2年以上かかる人も多いのでしょうか?
どれだけ時間取ってやれるかもありますが・・。USCPAは受験できる月が決まっていて落ちたとしてもすぐには受けられないので、結果として2年以上かかる人も結構いるんですよね。
そんなときに安心なのが5年間のサポート。高いお金を払うのだからお金をドブには捨てたくないですよね・・・。
仕事や家庭の事情があってしばらく勉強から離れていても良いというのは、心理的はメリットが大きいのではないでしょうか。
ただ注意なのが、USCPAの科目合格の期限が合格してから18ヶ月なので、18ヶ月すぎるとまた合格した科目も受け直しになってしまいます。
メリット② 短期で効率的に合格を狙えること
アビタスが効率的であるという理由は主に下記2点です。
・スモールユニット方式
・テキストの内容が凝縮されている
まず、アビタスでは「スモールユニット方式」というものを採用していて1ユニットの学習時間を約20分で設定しています。
20分の中で講義を視聴することで内容のインプットをし、問題を解くことでアウトプットをするといった構成になっています。そのため、社会人で忙しい方でもスキマ時間に勉強ができる作りなのが魅力です。
他の大手予備校では、講義時間が1コマ40〜50分あるものも珍しくないですよね。
勉強するのにまとまった時間が必要だったり、講義を途中で切り上げて学校や職場にいかなければならないパターンがあったりするので、そういったとき助かりますよね。
2つ目は、アビタスのテキストの内容が的を得ていて必要に応じて図解を用いてわかりやすくまとめられています。
USCPAの試験では、与えられた選択肢から正解を選択するMCQ(Multiple Choice Questions)や決められた条件や状況が与えられてロジックや解答を打ち込むTBS(Task-based Simulation)といった形式があります。
USCPAは4科目受験する必要があります。1科目の勉強期間を2ヶ月〜3ヶ月と設定します。
最初の1〜1.5ヶ月で講義を受けて残りの1ヶ月でMCQやTBSの練習したり、復習したりをすれば十分に1年以内の合格を狙うことができます。
つまり1年を4つに分けて、2~3ヶ月に1科目を集中的に勉強して受験するのを4科目分繰り返すのがおすすめってことですね。
USCPAは科目毎に試験センターに試験の予約をして受験する。そのため、受験生によっては複数科目を同じ時期に受けることできるが、1科目づつ予約し、その科目に集中したほういいケースもある。
アビタスのテキストは問題集は内容が凝縮されているので短期合格をアシストしてくれる予備校ではないでしょうか。
メリット③ コンテンツがオリジナルで見やすい
アビタスは教材やコンテンツを完全に自社で作っているというのが大きな強みです。
実は他の予備校では海外の予備校と提携されているところが多いんですよね。
ここは特に会計に触れたことがない初学者におすすめしたいポイントです。
他の資格にも共通しますが、テキスト・講義・問題集というのが勉強の3点セットになってきます。なかでもテキストが他の予備校と比べて特に作り込まれていてこだわりを感じました。
図表が多く細かく章立ての構成がされていて、勉強しても飽きづらくなっています。
条文をそのまま英語で持ってきたりしていたり文章で長々と説明していたりするテキストも多いですよね。
そうですね、USCPAはもちろん英語での試験になりますが、英語で知らない概念を勉強するのはハードルが高いなと感じる方も多いと思います。
友人からWileyというアメリカ大手の教育会社 が出しているアメリカ現地のテキストを借りて読んだことがあります。
英語で各種レギュレーションやアメリカの税金のルールを原文で勉強するのは辛いなと思った記憶があります・・・。
その一方でアビタスのテキストは日本語で丁寧に解説されています。
具体的に、アビタスのここがわかりやすかったという例はありますか?
例えば、他の予備校のテキストではファイリングの期限や各会社形態の違いなどが英語の文章で淡々と書かれていたとします。
英語の微妙なニュアンスもあったり文章が長かったりすると「あれ、なんだっけ?」となったりしてします。
そういった情報をアビタスでは日本語を用いながらタイムラインの図で説明していたり、表でマトリックス化していたりと工夫されているので、理解を効率的に進めることができました。
確実に理解を深めながら学習を進めることができるのは非常に魅力的に感じました。
アビタス USCPA講座 悪い口コミ
上記でアビタスの講座について褒めちぎっていますが(笑)他の予備校と比較してデメリットも存在します。
デメリットはこの3点です。
- 問題数が少ない
- 校舎が都会にしかない
- コースの数が少なくお値段が張る
順番に見ていきましょう。
デメリット① 問題数が少ない
アビタスでは、MCQ (Multiple Choice Questions)の問題数が他の予備校に比べて少ないです。
例えば、TACではBecker、大原ではRogerという海外の予備校と提携していて、その予備校のMCQ(Test bankと呼んだりします)などにアクセスができ大量にMCQを解くことができます。
一方でアビタスではオリジナルの問題か過去問のみになるため少なく感じます。
オリジナルが強いところがアビタスの強みではるけど、海外校と提携していないのは弱みでもありますね。
USCPAの勉強では、講義を受講してテキストで復習したあとに練習問題を通じてアウトプットすることが重要になってきます。
勉強を進めて行く中でテキストを読んで理解したつもりになっても実際に問題を解いたら「あれ?」と理解ができていなかったということは良くあります。
USCPA受験生あるあるなのですが、問題集を回しているうちに問題を全部読まなくても「あ、これはBだな」と答えを当てることができてきます。(笑)
当然ですが、それは試験では通用せず試験では初見の問題だらけです。いかに理解した知識を活かして問題を解くかが重要になってきます。
フレッシュな頭で初見の問題を解くという観点では問題集に問題がある程度あると良いなというのが個人的な感想です。
私はREGとBECが苦手だったため、MCQとTBSを解きまくりたいと思い、当時海外のNinja CPA Reviewというところからオンラインで問題が解けるTest Bankを購入しました。
これはオンラインで問題を解けるライセンス購入のサイトです。
デメリット② 校舎が都会にしかない
アビタスではアメリカの資格が強くUSCPAは国内でおそらく最大手ですが、資格のカバー数が少ないので校舎が少ないです。校舎は新宿・八重洲・大阪のみとなっています。
一方で競合のTACや大原では色々な資格をカバーしている分受講生も多いことから、拠点が多いのが特徴です。
加えて、予備校では自習室を提供していることが多いのですが、家で勉強ができないという方は自習室を利用したい方もいるのではないでしょうか。
自宅で勉強できない人にとっては、自宅から予備校が通いやすいところない場合はデメリットになりますね。
通信のみでも大丈夫な人は通信もあるよ。
デメリット③ コースの数が少なくお値段が張る
日本で有名な予備校として、アビタス、TAC、大原、プロアクティブがあります。アビタスとTACは他の2校に比べてお高めです(単位の兼ね合いもあるのですが)。
各4校それぞれ比べてみましょう。
まずアビタスです。
コース | 価格(税込) | ポイント |
---|---|---|
ライトパック | 569,000円 | ・単位取得料が6科目分(会計またはビジネス15単位分)含まれる |
フルパック | 768,500円 | ・単位取得料が19科目分(会計29単位、ビジネス24単位) |
その他単位取得料:24,200円/3単位
次に高いTACです。
コース | 価格(税込) | ポイント |
---|---|---|
Becker30コース | 313,000円 | 経験者向け、追加単位は別途 |
Becker会計士コース | 426,000円 | 経験者向け、追加単位は別途 |
総合本科生: | 545,000円(Web通信)〜 | 初学者向け。会計11科目:33単位、、ビジネス5科目:15単位付き |
総合本科生Plus: | 585,000円(Web通信)〜 | 同上 |
単位習得料:22,600円/3単位
平均的な価格といえるのは大原ですね。
コース | 価格(税込) | ポイント |
---|---|---|
フルパックコース | 499,400円~ (Web通信) | 追加費用不要で会計18単位・ビジネス6単位が取得できる。 |
単位習得料:19,800円
一番安いのはプロアクティブですね。
コース | 価格(税込) | ポイント |
---|---|---|
通学コース or 通信コース | 350,000円 | 追加単位は別途 |
eラーニングコース | 240,000円〜 | 追加単位は別途 |
単位取得料:250ドル/3単位
結局個人的にコンテンツや講義計画の印象が良かったアビタスを選んだわけですが、やはりお値段的に一番高いので悩みました。
アビタスではUSCPAプログラムフルパック、USCPAプログラムライトパックの2つのコースしかありません。その2つのコースの違いは取得できる単位数のみです。
例えば、TACについては、初学者か経験者かによって多様なコースが用意されています。
プロアクティブについても、単位が足りる方にとってはおそらく最安で講座を受講することが可能となります。
大原についてもコースの選択肢は少ないですが、フルの講座自体が単位付きで低めに設定されています。
すでに単位がそこそことれている人にとってはアビタスの値段はネックですね。
例えば、会計初学者で必要単位が大幅に足りない人にとってはアビタスは通常のコースでも取得できる単位数が多いので、他の学校と比べてトントンか少し高いくらいでおさまります。
私のように経済・商学系の学部を出ていてすでにある程度単位が足りている人にとっては、アビタスのメリットがあまり享受できないですね。
アビタスのUSCPAUSCPA講座の評判・口コミは? まとめ
アビタスのUSCPA講座は効率的に必要な試験範囲を学ぶのにはうってつけの講座です。
またテキストがとにかく良くまとまっていて日本語の解説が丁寧なことが強調して良い点だなと感じます。
一方で講座代金が経験者(学校で会計や簿記を学んだことがある人)にとっては高くつくというのがネックです。
もう一度、メリット・デメリットをまとめておきます。
- サポート期間が5年あること
- 短期で効率的に合格を狙えること
- コンテンツがオリジナルで見やすい
- 問題数が少ない
- 校舎が都会にしかない
- コースの数が少なくお値段が張る
高めの受講料を払うことができる社会人で効率的に合格を目指したい初学者にはとても良い予備校です。
反対に英語で会計やビジネスを本格的に学びたい人や費用を安く抑えたい人には向いていないかな、と思います。
私実は昔USCPAも考えてて、アビタスに無料相談したこととあるけどあなたのキャリア的にいらないですよって言われて(笑)
無理に薦めてこない予備校なので気軽に相談できるね。
オンラインでの無料相談もできるので、気軽に相談から始めてみるのがよさそうですね。
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